経費の請求
多くの場合、経費の追跡だけでは、業務は完了しません。場合によっては、顧客の仕事を行うために、消耗品の購入、交通費などのような経費を、自己負担で支払わなければならないこともあります。
そのような経費が顧客に請求できる場合、それは「請求対象の経費」とみなされます。たとえば、出張が多い業務では、顧客が燃料費を支払うことに同意する場合もあります。そのような場合、Zoho Invoiceにその経費を記録し、顧客に請求することができます。
請求対象の経費の作成と請求
1. 経費を請求対象に設定
- 新しい経費を作成してください。
- 経費を請求する顧客名を選択して、[請求対象] のチェックボックスにチェックを入れてください。
- 経費を保存してください。この経費は請求書に変換できます。
ヒント:請求対象として設定されていない経費は、顧客に請求することができません。
2. 経費の請求
- 請求対象の経費を選択してください。
- [請求書に変換] ボタンをクリックしてください。
- 請求書を顧客へ送信する前に、請求日、支払い条件などの必要な情報を入力してください。
請求書に請求対象の経費を含める方法
たとえば、塗装サービスを提供し、作業のためにペンキ缶を数本購入したとします。顧客にサービスの請求書とペンキ代金の請求書を別々に送信するのは合理的ではありません。両方を1つの請求書にまとめることで、よりプロフェッショナルな印象を与え、会計処理もよりスムーズになります。
この場合、記録した経費を請求書内に明細として含めることができます。
- 顧客リストから顧客名を選択し、[請求書の作成]を行います。
- 下部に、この顧客に関連付けられている未請求の経費が表示されます。
- 対象の経費を選択すると、個別の明細として追加されます。
ヒント:同じ顧客に対して複数の仕事を実施している場合、含める経費が請求対象の仕事に関連していることを再確認してください。