キーボードショートカットの活用

Zoho Invoiceには、特定の繰り返し処理を迅速に実行できるように、キーボードショートカットが多数用意されています。これらのキーボードショートカットを活用すると、普段の操作をよりスムーズに行うことができ、業務の効率化に繋がります。

Zoho Invoiceのショートカットは、使用できるページに基づき分類されています。どのように分類されているか見ていきましょう。

一般設定

一般設定のショートカットは、組織内のどこからでも使用でき、任意のページに移動したり、特定の操作を実行したりできます。

たとえば、ある組織のレポートを調べているときに、別の組織の情報をすばやく確認したいとします。この場合、モジュールのどこからでも「O」のキーを押すと、Zoho Invoiceに登録した組織の一覧が表示されます。

以下の操作はすべてのモジュールに使用できます。

キー	説明
	検索バーに移動し、モジュール内での簡易検索や詳細検索を行うことができます。
	現在のウィンドウでZoho Invoiceの設定ページを開きます。
	Zoho Invoiceの組織の一覧に移動します。

処理に移動

以下は、Zoho Invoiceで頻繁に活用できるショートカットの一覧です。特定のタブに移動したい際に使用できます。また一般設定のショートカットと同様に、これらの操作はすべてのモジュールで共通的に実行できます。

キー	説明
	［請求書］ タブに移動します。
	［見積書］ タブに移動します。
	［貸方票］ タブに移動します。
	［経費］ タブに移動します。

モジュールごとの処理

特定のモジュールにおいて、次のような操作が行えます。 たとえば、組織間でデータを移動する際、「alt + e」のキー（データのエクスポート）と「alt + i」 のキー（データのインポート）のショートカットを使用すると、作業をすぐに済ませられます。これらの操作は、見積書、請求書、入金、貸方票、 経費のモジュールのみに使用できます。

キー	説明
	新しい取引を作成します。
	同一モジュール内の複数またはすべての取引をメール送信します。
	同一モジュール内の複数またはすべての取引を印刷します。
	同一モジュール内の複数またはすべての取引をPDFとしてダウンロードします。
	特定のモジュールにデータをインポートします。
	特定のモジュールからデータをエクスポートします。
	特定のモジュールですべての取引を選択します。
	取引を範囲選択します。

取引ごとの処理

取引を選択しているときに次のショートカットキーを使用すると、取引レベルで操作を実行できます。 マウスに触れることなく、効率的に目的の処理を実行できます。

キー	説明
	既存の取引を編集します。
	取引をメール送信します。
	取引を印刷します。
	取引をPDFとしてダウンロードします。
	作成中の取引を保存します。
	取引を保存して印刷します。

作成の処理

すぐに取引を作成したい場合に活用できるキーボードショートカットです。以下のショートカットは、 組織内のどこからでも、さまざまなモジュールにわたって新しい取引を作成するのに役立ちます。

キー	説明
	新しい請求書を作成します。
	新しい見積書を作成します。
	新しい貸方票を作成します。
	新しい経費を作成します。