Android SDKの開発
Zoho CRMのモバイルSDKは、開発者がZoho CRMデータとやりとりするためのモバイルアプリケーションの構築を支援するフレームワークです。
現在、Zoho CRM用のモバイルアプリは、Zoho CRMのWebインターフェイスのモバイルインターフェイスとして機能してください。ただし、ビジネスニーズに応じて特定の目的のためにモバイルアプリが必要な場合は、その特定の機能のみを備えたアプリを使用したい場合もあります。たとえば、見込み客を承認するだけのチーム用アプリや、写真やクライアントのドキュメントをその場でアップロードする現場チーム用のアプリなどです。
SDKの機能
- スキャフォールディング - Zoho CRMの依存関係の組み込みと基本プロジェクトの作成。
- 認証 - ユーザーのサインインとサインアウト。
- APIラッピングとバージョンアップグレード - メソッド呼び出しとしてラップされたAPIリクエスト。
- データモデリング - CRMエンティティーの言語オブジェクトとしてのモデル化。
- メタデータキャッシング - 不要なAPI呼び出しを回避するための重要なメタデータのキャッシュ。
モバイルSDKが上記の処理を実行するため、開発者はモバイルアプリのUIコンポーネントに集中できます。
システム要件
- Node Package Manager(npm)
- Android SDK
- JAVA 7
- Android Studio
- Gradle(2.2.3)
- Android Plugin for Gradle
注:
- サポートされているAndroid APIの一番古いバージョンはAndroid 18(Jellybean 4.3)、最新のバージョンはAndroid 26(Oreo 8.0)です。