テレワーク(リモートワーク)が普及した現在、営業チームはテレワークでもチームメンバーと十分にコミュニケーションを図り、協力して成果を上げることが求められています。
テレワークは、状況に応じて柔軟に対応できる運用ルールを策定し、クラウド上に共同作業スペースを作るだけで実施できるため、独自のインフラの構築はほぼ不要。どんなに不確実な状況下においても、営業チームが十分に機能する柔軟な環境さえ用意できれば、困難を乗り越えられるはずです。
そんなテレワークを支援するZoho CRM のテレワーク用ツールキットがこのたびリリースされました。
テレワーク用ツールキットは、Zoho Cliq 、Zoho Meeting 、Zoho ShowTime とZoho CRM を1つのパッケージに統合したものでインストールも簡単。このパッケージさえあれば、営業チームのテレワークはより快適なものになることでしょう。
Zoho CRM テレワーク用ツールキットの活用方法は下記の通りです。
Zoho Meetingを使用してオンラインミーティングやウェビナーを主催
テレワークではビデオ通話、オンラインミーティング、オンラインでのプレゼンテーションなどが顧客とのコミュニケーションにおいてより重要な役割を果たします。
そこで本キットでは、Zoho Meeting とZoho CRM を連携することにより、CRMアカウントから一旦ログアウトするひと手間をカット。ブラウザ上で複数タブを開く必要がなくなり、シームレスなコミュニケーションを実現します。
このほかにも会議のスケジュール設定やウェビナーの開催、リードと連絡先の招待、RSVPの表示、ウェビナー登録者のリードへの変換、会議とウェビナーの記録の閲覧、ウェビナーレポートの取得…これらすべてをZoho CRM 上で実行できます。
Zoho Cliq を使用して社内コミュニケーションを円滑化
オフィスに出社していた時代のように、社内の誰かと気軽な雑談ができないテレワーク。日々のコミュニケーションを図るにはそれに代わる何らかの手段が必要です。
そこで役立つのがチャット、画像、音声、グループ会議を組み合わせた営業チーム全体の総合コミュニケーションシステム Zoho Cliq 。 独自のマルチビューで一度に複数の会話を確認し、議論に集中する必要があれば、ひとつのチャットウィンドウに切り替えもできるため、日々のコミュニケーションのメインツールになることでしょう。
Cliq でチームコラボレーションを促進する方法は こちら を参照ください。
Zoho Showtime で複数拠点に分散した営業チームを後押し
キットに含まれるZoho Showtime は企業の研修やトレーニングビジネスを実行・管理するための包括的なプラットフォーム。魅力的なプレゼンテーションを作成し、リードや連絡先に配信できます。
成約後は、新規顧客が世界中のどこにいようとも、彼らに向けてトレーニングプログラムを実施。リアルタイムでのトレーニングセッションで顧客と対話をし、何が理解できで何が理解できないのかを分析、彼らが自分の都合に合わせて受講できるオンデマンドトレーニングも作成できます。
Zoho CRM には自動的に登録日、参加セッション、関心度など、顧客の重要情報が追加されるため、営業チームは関心度の高い顧客を抽出し、将来のセッションに再度参加してもらえるよう働きかけられます。
インストール 方法
[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]の順に移動します。
[テレワーク用ツールキット]のバナーで[有効にする]をクリックこれら3種類のアプリケーションが有効になります。
Zoho ShowTime を有効にするには、Zoho ShowTime アカウントにログインします。Zoho ShowTime のアカウントが登録されていない場合は、アカウントを作成します。
Zoho ShowTime アカウントで[管理者用機能]に移動して[連携]タブをクリックし、Zoho CRM との連携を有効にします。
これからのビジネスに必要な準備
今後ますます重要度を増すことが見込まれるテレワークでのコラボレーション。業種や規模がさまざまな企業が、チームビルディングから会議やイベントの実行まで、多くの仕事をオンラインに移行する必要があると認識しはじめています。 テレワークへの移行を成功させるには、必要なITインフラを用意することが不可欠なのです。
Zoho CRM のテレワーク用ツールキットがテレワーク中の業務の単純化、生産性の向上、顧客との永い信頼関係構築に役立つよう願っています。
アップデート 2021年2月11日
昨年Zoho CRMのテレワーク用ツールキットをリリースしました。リリース当時は有料のアドオンを想定していましたが、昨年の状況を鑑み、2021年2月28日まで無料とします。
3月からテレワーク用ツールキット価格はユーザー当たり月額360円(税抜き)になります。
変更点
Zoho Showtime はテレワーク用ツールキットから除外されました。ただし、 Zoho Showtime は Zoho CRMマーケットプレイスから無料でインストールできます。
価格に関して
Zoho CRMの無料お試しプランに登録したお客様は、テレワーク用ツールキットでも15日の無料トライアルができます。テレワーク用ツールキットをインストールしていない、Zoho既存のお客様も同様に15日間のトライアルが利用できます。
(テレワーク用ツールキットは、2021年2月28日まで無料とさせていただきました。)
その後の購入方法:
テレワーク用ツールキットの購入方法
[設定]>[マーケットプレイス]>[Zoho]に移動します。
テレワーク用ツールキットのバナーの[テレワーク用ツールキットを設定]をチェックします。
購入用ウィンドウにリダイレクトされます。
サブスクリプションの購入ウィンドウの[支払いをする]をクリックします。
テレワーク用ツールキットは組織全体で購入する必要があります。例えば、Zoho CRM を30ライセンス契約している場合、テレワーク用ツールキットも30ライセンス必要になります。その他のテレワーク用ツールキットに関しては、こちらのヘルプドキュメントをご参照ください。