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SFA(営業支援システム)ツール比較15選【機能比較表つき】

公開日:

2023年2月8日

この記事は39分で読めます

執筆者 菊池 紗矢香

SFA(営業支援システム)ツール比較15選【機能比較表つき】

SFAツールとは、CRMに蓄積されたデータを活用することで、営業活動を支援するツールです。SFAツールを利用すれば、営業担当者の定型業務を簡略化できるなど、営業活動の効率化を実現させることができるため、実際に導入を検討されている企業も増えてきています。
しかし、SFAツールはツールによって特徴や機能、料金なども異なります。導入するなら自社にマッチしたツールの選定が大切となりますので、今回はSFAの概要からツール比較、導入のメリット、選び方までご紹介します。

SFAツールの選定で悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SFA(営業支援)ツール15選の機能・料金・サポート体制を比較

おすすめSFAツールの機能比較表

Zoho CRMSales CloudeセールスマネージャーSensesFreshsales
顧客管理
案件管理
スコアリング---
見積書・請求書作成-
レポート作成--
売上予測
ワークフロー---
タスク/スケジュール管理-
一括メール配信-

ここでは、特に注目されている15のSFAツールに絞り、それぞれの機能や料金などを比較します。

ツール選定で悩まれている方は、比較しながら選ぶことで自社の要望に合うものを導入できるため、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

Zoho CRM

公式サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/

サービス名Zoho CRM
費用(利用料金、初期費用)初期費用:なし
1ユーザー/月額:¥1,680円(スタンダード)
1ユーザー/月額:¥2,760円(プロフェッショナル)
1ユーザー/月額:¥4,800円(エンタープライズ)
1ユーザー/月額:¥6,240円(アルティメット)
モバイルアプリあり(Card Scanner)
無料プランあり
無料トライアル15日間無料お試しプランあり
連携サービス・電話連携
・アンケート連携
・ヘルプデスク連携(お問い合わせ管理/サポートチケットの管理/メルマガ配信)
サポート体制・メールサポート(24時間)
・オンラインサポート(ウェビナー、サポートサービス、ユーザーコミュニティ)
・お役立ち動画
・オンラインヘルプ
・Zoho 認定パートナーによるコンサルティング・開発サポート

Zoho CRMの特徴

Zoho CRMは、見込み顧客や既存顧客、連絡先情報から商談、受注などの活動管理まで営業活動を支えるクラウド型のCRM/SFAツールです。

世界で25万社に導入されていて、無料プランから有料プランまで取り揃えています。

他社と比較してZoho CRM が特に優れているのは、は、「簡単に使いこなせる」点が1つ目にあげられます。

具体的にはシンプルで使いやすい画面構成なので、操作に不慣れな方でも難しく感じることはありません。SFAツールを導入した後、定着が成功するかどうかはツールの使いやすさに大きく左右されます。そのため、誰でもかんたんに使いこなせる点は実際の利用者からも評価されているポイントです。また、安心のオンライン導入サポートがあるため、導入に自信がない方にも安心です。

2つ目は「導入費用のハードルが低い」ことです。Zoho CRM は初期費用が一切かかりません。また、基本機能が使える無料プランは永久0円など、スタートアップ企業や個人事業主など、有料プランの機能が必要ないときは料金の心配をする必要がないのです。その他にも契約期間などの制限は一切ないので、これらのポイントも選ばれている理由の一つと言えるでしょう。

3つ目は「万全なセキュリティ体制」です。暗号化によるデータ保護や強固なアカウント保護など、企業が懸念するポイントもクリアしています。

さまざまなデータを管理するにあたってセキュリティは最も大切なポイントなので、安全・安心に利用できるSFAツールをお探しながらZoho CRMがおすすめです。

Zoho CRMは上記3つのポイントから世界中で利用されているサービスの一つになるため、一度使ってみたいと感じている方は15日間の無料トライアルに登録してみてはいかがでしょうか。

Zoho CRM 無料トライアルの詳細はこちら

Zoho CRM

 

Sales Cloud

サービス名Sales Cloud
費用(利用料金、初期費用) 1ユーザー/月額:3,000円(Starter)
1ユーザー/月額:9,600円(Professional)
1ユーザー/月額:19,800円(Enterprise)
1ユーザー/月額:39,600円(Unlimited)
モバイルアプリなし
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・メール連携
サポート体制 ・Standard Success Plan(セルフサービス型のリソースを使って自分のペースで学習)
・Premier Success Plan(Salesforceのエキスパートからのガイダンス)
・Signature Success Plan(担当者と密な連携が取れる、サポートエンジニアによる24時間365日対応のオンラインサポート等)

Sales Cloudの特徴

Sales Cloudはセールスフォース・ドットコムが提供する営業支援ツールです。

料金は選択するライセンスによって異なり、最低3,000円から利用できます。しかし、最低料金のプランでは基本機能のみとなり、最大で10名までしか利用できないため、10名以上で利用される場合は別のプランを検討する必要があります。
最も利用されているライセンスはEnterpriseですが、1ユーザーあたり月額19,800円必要です。Enterpriseは見積もり、請求書作成、レポート作成、ダッシュボード機能などが利用でき、営業支援ツールに必要なものが揃っています。

そのため、中小企業や大企業にとってはEnterpriseもしくはUnlimitedのライセンスがおすすめです。

Sales Cloudは、直感的な操作が可能でわかりやすいユーザーインターフェースが特徴であり、どのような業界でも利用しやすくなっています。

自社で導入することも可能ですが、導入から定着まで不安に思われているなら導入支援も実施しています。導入サポートには選べるプランが3つあり、自発的に学ぶ場合には「Standard Success Plan」、個別のコーチングプログラムは「Premier Success Plan」、技術力の高いサポートエンジニアによる対応は「Signature Success Plan」を選ぶことで対応してもらえます。

Sales Cloudは、アドオンを追加することでコストが上がってしまうこともあるため、事前に見積もりをしてから検討することをおすすめします。

Sales Cloud

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Senses

サービス名Senses
費用(利用料金、初期費用) 初期費用:なし(Starterのみ)
5ユーザー/月額:27,500円〜(Starter)
10ユーザー/月額:110,000円〜(Growth)
20ユーザー/月額:330,000円〜(Enterprise)
モバイルアプリあり(Senses - センシーズ)
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス ・チャットツール連携
・マーケティングオートメーションツール連携
・名刺管理ツール連携
・財務会計ツール連携
・BIツール連携
・CTIツール連携
・iPaaS連携
・API連携
サポート体制 ・導入支援(運用・定着化支援)
・セールスコンサルティング
・サポート内容のカスタム
※サポートは有料

Sensesの特徴

Sensesは、営業担当者の入力負荷を軽減し、運用負担で使えるSFAツールです。

月額27,500円(5ユーザーを含む)から利用でき、1ユーザーあたりに換算すると5,500円です。
Sensesには大きく分けて「外部連携が充実していて入力作業の負担を軽減」「使いやすい管理画面で情報を一元管理」「運用定着までの導入サポート」の3つの特徴があります。

外部連携が充実しているのがポイントの一つであり、例えば名刺管理ツールや請求管理ツールとの自動同期など、双方向でデータが同期されるため、、二重入力などの手間を最小限に抑えられます。

また、UIが直感的で使いやすいため、SFAツールを初めて利用される場合でも使いこなすことが可能でしょう。

その他にも導入から運用定着までのサポートを実施してくれます。チャットサポートをによるサポートをしているため、疑問点や気になる点などがあれば気軽に問い合わせることが可能です。

Senseは営業支援に特化したSFAツールなので、特に営業活動でお困りの場合は導入について検討してみてはいかがでしょうか。

Senses(センシーズ)は使いやすい? 口コミから分かる特徴や評判を紹介

Senses

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Microsoft Dynamics 365

サービス名Microsoft Dynamics 365
費用(利用料金、初期費用)Sales Professional/月額:7,070円
Sales Enterprise2/月額:10,330円
Sales Premium2/月額:14,680円
Microsoft Relationship Sales/月額:17,576円
Microsoft Viva Sales3/月額:4,350円
モバイルアプリあり(iOS/Android)
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・営業連携
・サービス連携
・マーケティング連携
・商取引連携
サポート体制・tel/webフォーム
・セルフヘルプポータル
・オンライントレーニング等

Microsoft Dynamics 365の特徴

Microsoft Dynamics 365は、マイクロソフト社が提供する営業支援から顧客管理まで対応したビジネスアプリケーションです。

組織内の複数部門やツールごとに管理されていた顧客情報などを集約でき、よりスムーズな顧客対応や営業活動を可能にします。

また、マイクロソフト社が提供するSFAツールであるため、その他Microsoft製品とシームレスに連携できるのも魅力の一つと言えるでしょう。

例えば今までエクセルでデータの記録をしていた場合でも、Microsoft Dynamics 365へデータを簡単に移行することができるため、連携に負担がかかることもありません。

その他にもMicrosoft Dynamics 365は、クラウドだけではなくオンプレミスにも対応しています。利用するユーザーが少ない場合はクラウド、ユーザーが増えればオンプレミスとそれぞれの状況に応じて使い分けられるのも特徴です。

このようにMicrosoft Dynamics 365でできることは多岐に渡りますが、注意点としては運用を管理する専門の従業員が社内に存在するかどうかです。

Microsoft Dynamics 365は日本で運用されているサービスではないため、瞬時にサポートを受けられるとは限りません。また、日本語によるサポートがあったとしてもいまいち理解できない返答が送られてくるケースもあります。

そのため、せっかく導入したのに使いこなせない可能性もありますので、導入を検討する際には知識のあるサポート要員を常駐させてからが安心でしょう。

Microsoft Dynamics 365

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eセールスマネージャー

サービス名セールスマネージャー
費用(利用料金、初期費用)Sスタンダード/月額:11,000円
ナレッジシェア/月額:6,000円
スケジュールシェア/月額:3,000円
モバイルアプリあり(eセールスマネージャーRemix Mobile)
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・MA
・Web会議ツール
・社内コミュニケーションツール
・企業データ
・ストレージサービス
・経費精算
・ワークフロー
・CTI
・スケジュール
・名刺管理システム
・セキュアブラウザ
・手書き入力
サポート体制・導入サポート
・稼働サポート
・定着サポート

eセールスマネージャーの特徴

eセールスマネージャーは、ソフトブレーン株式会社が提供するSFAツールです。導入実績は5,500社以上あり、総合満足度N0.1の注目されているサービスになります。

特にリーズナブルな価格設定は選ばれている理由の一つであり、1ユーザーあたり月額3,000円から導入することが可能です。

そのため、SFAツールを導入したいけど、そこまでコストはかけられないといった企業にとって導入のハードルは下がるでしょう。

また、eセールスマネージャーは機能面も充実しています。例えば機能の一つである「地図機能」を活用し、エリアを指定することでターゲットとなる企業を自動選定してくれます。営業担当者は選定された企業に対して営業活動を実施すればいいため、どこへ営業したらいいかわからないとなることはありません。

eセールスマネージャーは情報の管理だけではなく、売上アップのための営業支援も行ってくれるので、SFAツールを導入して営業による収益も伸ばしたいといった企業におすすめです。

eセールスマネージャーとは?特徴や評判を解説

eセールスマネージャー

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JUST SFA

サービス名JUST SFA/th>
費用(利用料金、初期費用)要見積もり
モバイルアプリ記載なし
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・基幹連携
・Excel連携
・名刺管理
・スケジュール連携
・他サービスとの連携
サポート体制・導入支援
・伴走支援
・定着支援

JUST SFAの特徴

JUST SFAは、株式会社ジャストシステムが提供するSFAツールです。使いやすさやカスタマイズ性の高さは利用しているユーザーから高い評価を受けています。

JUST SFAの特徴の一つとしては、ノーコードでSFAを構築できることです。例えば営業活動で必要になる要素を追加したい場合、通常製品であればプログラムを追加するなど専門的知識が必要です。しかし、JUST SFAなら必要な要素があってもノーコードで簡単に追加できるよう構築がされているため、コードの知識がなくてもカスタマイズが可能になります。

また、JUST SFAは操作が簡単でありながら導入サポートが充実しているのも特徴の一つです。

検討支援、伴走支援、定着支援の3つのサポートを実施しており、導入する前の段階から運用までのサポートを提供してくれます。手厚いサポートを受けられるため、初めて導入を検討する企業でも安心でしょう。

その他にもJUST SFAには詳細な料金が記載されていませんが、無料のトライアルを実施しています。トライアル期間中は料金が発生しないので、導入するにあたって試してみたい場合は利用を検討してみてください。

JUST SFA

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Oracle Sales Cloud

サービス名Oracle Sales Cloud
費用(利用料金、初期費用)要見積もり
モバイルアプリあり(Oracle CX Sales)
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス ・BI&アナリティクス
・ETL & データレプリケーション
・データ仮想化
・アプリケーション開発
・データマネジメント
・ワークフロー、自動化
サポート体制・Tel/Webフォーム

Oracle Sales Cloud

Oracle Sales Cloud は、アメリカに本社を置くオラクル社が開発したクラウド型のSFAツールです。
CRMの機能も含まれているため、SFAとCRMツールを分けて使用する必要はありません。また、テリトリー分析や売上予測機能、社内SNSなども機能の一つとして備えています。

その他、導入においても直感的な操作で可能なので、専門的な知識がなくても簡単に始められるでしょう。

1ユーザーあたり月額7,800円から利用できますが、下位プランでは顧客管理や電子メール管理、売上目標管理などは利用できません。収益予測やサービス・リクエスト管理、販売アナリティクスなどの基本機能のみ利用可能です。

プランを上げていくことで機能は充実しますが、最低でも1ユーザーあたり月額12,000円〜24,000円が必要になります。

また、初期費用などは要件によって変わる可能性もあります。詳細な価格を知りたい場合は、まずは直接問い合わせると検討がスムーズに進むかもしれません。

Oracle Sales Cloud

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SAP Sales Cloud

サービス名SAP Sales Cloud
費用(利用料金、初期費用)要見積もり
モバイルアプリ記載なし
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・基幹連携
・Excel連携
・名刺管理
・スケジュール連携
・他サービスとの連携
サポート体制・Tel/Webフォーム/チャット

SAP Sales Cloudの特徴

SAP Sales Cloudは、顧客理解を深め、営業活動の効率化が可能になるSFAツールです。活用することで顧客情報をスコアリングし、より優先順位の高い案件を把握できるようになります。

営業活動において見込みのある顧客に対して優先的なアプローチができるため、売上アップに貢献してくれるでしょう。

また、営業担当者専用ダッシュボードなどもあり、活用することで営業担当者の活動をまとめて把握できます。デバイスもパソコンのみならずスマホからチェックできるため、出張先でも気軽に確認することが可能です。

しかし、SAP Sales Cloudには無料トライアルがありませんので、実際に導入するまで操作性を確認できません。また、詳細な料金も記載されていないため、利用する場合には必ず見積もりをしてから検討することをおすすめします。

SAP Sales Cloud

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Sales Force Assistant

サービス名Sales Force Assistant
費用(利用料金、初期費用)初期設定費用/50,000円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant 顧客創造/4,000円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant 顧客創造R/4,000円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant 顧客深耕/3,500円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant 深耕創造/4,500円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant 顧客深耕R/4,500円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistan/3,500 円(1ユーザーあたり)
Sales Force Assistant ABM/2,000円(1ユーザーあたり)
モバイルアプリあり(Google Play/App Store)
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・基幹システム連携
サポート体制・無償操作研修
・ストラテジック・セールス・プログラム
・ユーザー向けオープン参加型研修
・ヘルプデスク

Sales Force Assistantの特徴

Sales Force Assistantは、営業実績や商談内容、顧客情報などを可視化するためのSFAツールです。
Sales Force Assistantは大きく分けて6種類のシリーズに分けられており、それぞれの営業スタイルに最適化された機能が備わっています。
また、Sales Force Assistant は30日間の無料トライアルを利用できます。インストールやダウンロードは一切必要なく、申込後すぐに利用可能なので、操作性をじっくり確かめたい方は検討しやすいツールと言えるでしょう。

料金はシリーズによって異なりますが、例えばSales Force Assistant顧客創造(案件営業)なら1ユーザーあたり月額4,000円から利用できます。
ただし、初期費用が1契約につき50,000円必要となり、オプション費用も発生するため、導入する前には見積もりが必要でしょう。

Sales Force Assistant

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UPWARD

サービス名UPWARD
費用(利用料金、初期費用)初期費用:100,000円
ESSENTIAL/月額:3,800円
STANDARD/月額:7,800円
ENTERPRISE/月額:12,800円
モバイルアプリあり
無料プランなし
無料トライアルなし
連携サービス・CRM連携
サポート体制・初期設定、データ導入の支援
・マニュアル作成、ユーザー/管理者トレーニングの支援

UPWARDの特徴

UPWARDは、モバイルアプリのSFAツールです。顧客情報と位置情報をシームレスに連携し、企業にとって重要な顧客情報をタイムリーに取得して再現性のある営業組織づくりに貢献してくれます。

対応しているデバイスは幅広く、パソコンはもちろんのことモバイルアプリにも力を入れています。SFAツールの中にはモバイルアプリに対応していたとしても、パソコンと比べると使いづらいと感じるツールもありますが、
UPWARDならモバイルアプリに力を入れたSFAツールなので、誰でも直感的に操作することが可能です。

主にスマートフォンでの利用を検討しているツールを探している方におすすめです。

UPWARDの料金はそれぞれのプランによって異なります。大きく分けると3つのプランがあり、その中でも「ESSENTIAL」なら1ユーザーあたり月額3,800円から利用できます。ただし、すべてのプランで別途、初期費用が100,000円必要になるので、検討の際は注意しましょう。

無料トライアルも利用できないため、導入を検討している場合は自社にニーズに合うかどうか見極める必要があります。

UPWARD

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GENIEE SFA/CRM

サービス名GENIEE SFA/CRM
費用(利用料金、初期費用)エンタープライズ/月額:98,000円
プロ/月額:49,800円
スタンダード/月額:29,800円
ライト/月額:29,800円
モバイルアプリあり
無料プランなし
無料トライアルあり
連携サービス・MA連携
サポート体制・導入支援/運用設定

GENIEE SFA/CRM の特徴

GENIEE SFA/CRM は、あらゆる機能を搭載しているわけではなく、必要な項目と機能が厳選されています。そうすることで低コストを実現することが可能になり、最低料金は10名まで29,800円(1ユーザーあたり月額1,480円)から利用可能です。

特にSFAツールは、業績の向上が実現できてもコストがかかりすぎてしまっては意味がないと言われているため、導入後の費用対効果に不安がある方にはおすすめです。

また、シンプルな画面設計のため、設定、入力がしやすく、ストレスなく運用することが可能です。

その他にも、すぐに運用開始できる点も高い評価を受けています。基本的に項目設定やデータ移行はドラックアンドドロップで完了できます。難しい知識は一切必要ないため、最短1ヶ月で運用開始が可能です。

初めて導入される方向けに、サポート体制も整っています。具体的には導入支援から運用設定、アフターフォローまで行っているため、サポートを受けながら導入したい企業にとってもおすすめです。

GENIEE SFA/CRM

製品ページhttps://chikyu.net/
導入事例https://chikyu.net/case/
資料ダウンロードhttps://chikyu.net/request/

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ホットプロファイル

サービス名ホットプロファイル
サービス名
費用(利用料金、初期費用)要見積もり
モバイルアプリあり(iPhone/Android)
無料プランなし
無料トライアル無料のデモ入りのトライアル環境を提供
連携サービス・グループウェア
・SFA
・CRM
・シングルサインオン
・BIツール
・ビジネスチャット
・CTI
・経路検索
・アドレス帳
サポート体制・導入、運用支援サポート
・Tel/Webフォーム/E-mail

ホットプロファイルの特徴

ホットプロファイルは、営業を強くし、売上アップを目指すためのクラウド型SFAツールです。新規開拓、名刺管理、営業支援まで受注に必要な営業プロセスをワンストップで実現し、営業の生産性を高めてくれます。

ホットプロファイルは、複数システムの併用を避けるため、営業支援に必要な機能が集約されています。そのため、コストを削減できるのが特徴の一つです。

また、初めてでも安心して導入ができるよう、充実したサポート体制を整えています。具体的には現場に定着するまで、専任スタッフによるサポートを受けられます。管理者向けの初期設定ガイドや営業現場責任者向けセミナーなど豊富に取り揃えているので、うまく導入できるか不安に思われている方でも安心です。

その他にもホットプロファイルは、セキュリティの高さからも安心できるSFAツールと言えます。運営会社の株式会社ハンモックは、ITセキュリティ専門の会社でもありました。実際にホットプロファイルは経済産業省のクラウドセキュリティガイドラインに準拠した体制であり、第三者機関の認定も受けています。

SFAツールは顧客情報を扱うため、できればセキュリティの部分も重視したいポイントとなりますので、安心感のあるサービスを導入したい企業に検討されています。

ホットプロファイル

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Freshsales

サービス名Freshsales
費用(利用料金、初期費用)Free/月額:$0
Growth/$15
Pro/月額:$39
Enterprise/$69
モバイルアプリあり
無料プランあり
無料トライアルあり
連携サービス詳しい記載なし
サポート体制・Tel/Webフォーム/チャット

Freshsalesの特徴

Freshsalesはクラウド型のSFAツールであり、幅広い機能が搭載されていながらコストは低く抑えられているため、世界中で活用されています。

プランも幅広く揃えられており、月額15ドルから利用できます。また、Freshsales には無料プランも用意されており、基本的な顧客管理機能とモバイルアプリの利用には料金は発生しません。

フリープランではあくまでも基本的な機能のみとなっているため、営業支援や管理に必要な全ての要素が含まれているSFAツールを望まれているなら、有料プランをおすすめします。

Freshsalesは低コストでありながら、幅広いデバイスで利用可能です。具体的にはPCのみならず、スマートフォンでも情報をチェックできます。 外出の多い営業担当者は、モバイルで操作できるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

ただし、日本向けの導入支援などは用意されていないため、
自社でツールを使いこなせるかどうかを無料トライアル期間中にしっかり確認しておきましょう。

Freshsales

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SugarCRM

サービス名SugarCRM
費用(利用料金、初期費用)market/月額:$1,000
sell/$49
serve/月額:$80
モバイルアプリなし
無料プランなし
無料トライアルあり(デモ体験あり)
連携サービス・Acuity Scheduling
・HubSpot
・Marketo
・QuickBooks Online
・Salesloft
・Shopify
・XPRESS ドキュメント
・ZENDESK
サポート体制・導入支援サポート

SugarCRM の特徴

SugarCRM は、アメリカ発のCRMツールです。社内の顧客情報を集約・共有し、営業活動に活かすために開発されたサービスとなり、世界中で導入されています。

日本でも導入されている理由の一つとして、直感的に操作できるため、パソコン操作が苦手な方でも簡単に使いこなせる点が挙げられます。また、ユーザー数による利用制限がなく、少人数の規模から数千規模の企業でも利用が可能です。

無料トライアルはありませんが、デモ体験は可能です。導入を検討する際は、実際に活用している人の情報を参考にしたり、他のサービスと比較することで、導入後にギャップが生まれづらくなります。

また、利用料金はすべてドル支払いとなりますので、円安が今後も進むのであればその分負担も大きくなることが考えられます。その点も念頭において、検討を進めましょう。

SugarCRM

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HubSpot Sales Hub

サービス名HubSpot Sales Hub
費用(利用料金、初期費用)Starter/月額:6,000円
Professional/月額:106,800円
Enterprise/月額:432,000円
モバイルアプリあり(HubSpotアプリ)
無料プランあり
無料トライアルあり
連携サービス詳しい記載なし
サポート体制・日本語によるカスタマーサポート
・導入支援
・ブログ記事などの無料学習コンテンツ

HubSpot Sales Hubの特徴

HubSpot Sales Hub は、世界15万社以上が導入しているSFAツールです。すべての機能が一つのプラットフォームに集約されているのが特徴で、成約率の向上や顧客との信頼関係の強化、パイプライン管理の効率化に役立てることができます。

HubSpot Sales Hub は、ニーズに合わせた様々なプランがあり、1ユーザーあたり6,000円から利用できます。また、無料プランも利用できるため、必要最低限の機能で問題なければ料金が発生することはありません。

また、海外のサービスでありながら日本語によるカスタマーサポートを利用できます。WebチャットからEメール、電話などに対応してくれるため、初めて利用するケースでも問題なく導入できるでしょう。

しかし、サポート内容はプランに応じて異なります。無料プランではサポートを受けられないこともあるので、サポートも重視されているなら有料プランがおすすめです。

その他にも、HubSpot Sales Hub はHubSpot にあるその他の製品と連携させることができます。そのため、既にHubSpot製品を導入している企業であれば、連携をすることでより良い効果を発揮してくれるでしょう。

Hubspot とは? 特徴や口コミ・評判を紹介

HubSpot Sales Hub

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SFA(営業支援システム / ツール)とは?

SFAとは、「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略称で、日本では「営業支援システム」と訳されるのが一般的です。

SFAツールを活用することで、営業活動の商談から受注に至るまでの進捗状況を見える化したり、営業業務プロセスを自動化したりできることで従業員の負担を大幅に軽減することが可能です。

また、データの蓄積や分析をすることもできるため、ただ単に業務を改善するだけではなく、売上アップに向けた具体的なアクションの検討にも役立ちます。

SFAとは?概要と基本機能、メリットを詳しく見る

CRM(顧客管理システム)とSFA(営業支援)ツールの違い

SFAと同様に、CRMも注目を集めているツールの一つですが、CRMの主な目的は、顧客管理や顧客との良好な関係構築が主体となります。

しかし、近年ではSFAとCRMの機能が一つにまとめられているサービスも多く、CRMの中にSFA機能が含まれているツールもあります。

これにより、リードの獲得から商談化し、受注に至るまでの活動履歴や、受注後のアフターフォローに至るまでのすべての活動を一元管理できるので、営業・マーケティング活動の質の向上や効率化につながります。

SFA(営業支援ツール / システム)の導入メリット

SFAツールを導入することで、企業としてはどのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは4つの導入メリットについて紹介するので参考にしてみてください。

属人化の解消

そもそも属人化とは、営業担当者一人だけが業務の手順を把握していたり、顧客情報を把握していたりと他の営業担当者に情報共有がうまくできていない状態のことを言います。

特に属人化は、営業担当者によって対応する顧客が異なる営業部門で起こりがちです。属人化が慢性化すると、万が一担当者がいなくなったときに顧客情報が共有できず、スムーズな対応ができなくなってしまいます。

顧客からしても今までと対応スピードが大きく変わったり、伝わっているはずの情報が共有されていないとなると不満を抱える状態となるでしょう。

しかし、SFAツールを導入すれば、営業活動に欠かせない案件管理や顧客情報を一元管理できます。

一つの画面で全ての情報が管理されているため、もし営業担当者が突然対応できなくなったとしても瞬時に他の担当者が対応できるのです。

営業に必要なすべての情報を管理できるのがSFAの強みでもあるため、特に属人化の解消方法をお探しながらSFAツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

営業効率化

SFAツールを導入することで、営業業務の効率化につなげることが可能です。営業の仕事は、商談だけにとどまらず営業日報や月報など入力作業もしなければなりません。

この入力作業にエクセルを利用しているところも多いかと思いますが、入力する項目が多く、大幅に時間がかかってしまうことも少なくありません。また、近年ではエクセルもスマートフォンアプリを活用できるようになりましたが、使い勝手が悪く、パソコンよりも時間がかかってしまうケースも多いのです。

しかし、SFAツールならプルダウンで項目を選択するだけのものも多いため、入力作業にかかる時間を大幅に削減できます。また、モバイルアプリも優秀なものが多く、エクセルよりも簡単に日報の入力が可能です。

モバイルアプリから編集が可能なら顧客への訪問が終わった瞬間に報告書の作成をすることも可能なので、わざわざオフィスへ戻って入力作業をする必要もありません。

このように、SFAツールには営業活動を効率化させる力があるため、特に時間がかかりすぎてしまう悩みがあるなら導入を検討してみてください。

ナレッジの共有

営業部門全体の成績をアップさせるためには、ナレッジの共有が必要不可欠になります。その理由としては、一人だけがノウハウを蓄積し続けてしまうと、その人だけの成績がアップし、チーム全体としては低迷してしまうからです。

営業チーム全体の成績が上がらなければ売上アップを目指すことは難しいため、それをなくすためにもナレッジの共有はしなければなりません。

SFAツールには、営業に必要な情報を入力する項目があり、ノウハウを共有することができます。幅広い情報をすべての営業担当者が活用できれば、効果的な営業スタイルへと変わり、チーム全体としての成果はアップさせられるでしょう。

データ分析

SFAツールを活用することによって、簡単にデータ分析が可能になります。具体的には各営業担当者の顧客や営業の進捗状況は、一つのデータとして蓄積されます。

SFAツールはその情報をもとにデータ化し、表やグラフを自動的に作り上げ、どこに課題があるのかといった点や、自社商品やサービスに興味のある顧客などの情報もすべて可視化できます。

細かな分析がツールを活用することで簡単に行えるため、その情報を活用して営業担当者に的確なアドバイスができるのもメリットの一つと言えるでしょう。

SFAの導入効果とは?メリット・デメリットを詳しく見る

SFA(営業支援)ツールの主要機能

SFAツールの機能は、それぞれ提供されているサービスによって異なります。ここでは基本的な機能について紹介するので、どのような機能を活用できるか知りたい方は参考にしてみてください。

案件管理機能

案件管理とは、営業活動での問い合わせから受注、商談の進捗状況などをすべて見える化し、適切に対応していくためのものです。

SFAでは案件情報を適切に管理することができるため、責任者が案件状況を詳細に把握し、案件ごとに適切な指示を出していくことが可能になります。

案件を適切に管理できれば対応遅れやミスなどを防ぎ、トラブルを未然に防げるといったメリットもあります。

営業はチーム全体で連携し合うことが大切なので、そのためにもSFAツールの案件管理は必要不可欠な機能です。

行動管理機能

営業担当者それぞれの行動を管理できるのもSFAツールに含まれる機能の一つです。具体的には営業プロセスの管理が可能となり、アポイント数や訪問数、商談数、受注数などの項目で行動や結果を数値化できます。

営業担当者の行動管理ができることにより、効果的な営業方法を探せたり、個々の目標設定の手助けにもなります。

また、行動管理によって問題点などが見つかれば、それを共有して改善につなげることも可能です。

行動を管理し、分析、改善させることで今後の営業成果もアップすることが可能なので、営業部門にとってなくてはならない機能と言えるでしょう。

顧客管理機能

CRM同様、SFAでも顧客情報を管理するための機能が含まれています。具体的には社名や所在地、連絡先、名前などの基本情報のほか、過去の商談履歴も一元管理することが可能です。

顧客情報を一つのデータベースに管理できれば、すべての営業担当者が情報を把握できるため、属人化などが起こりません。顧客への対応をスムーズにするために必要不可欠な機能となるため、多くのSFAツールで利用できます。

スコアリング機能

スコアリング機能とは、簡単に説明すると顧客の見込み度合いに対して点数をつけることです。スコアリングを行うことで興味関心度を測ることができ、角度の高い顧客を瞬時に判別することができます。

興味関心度を測るためには、「案内メールを送信し、開封後に記載されたリンクを踏んだ」「Webサイトにアクセスして料金ページを確認している」などさまざまな行動があげられます。

SFAではこういった顧客の行動を正確に分析し、スコアリングを行うことができるため、しっかりと調査ができれば効率よく売上アップにつなげられるでしょう。

レポート分析機能

レポートの分析機能は、CRMなどに登録されたデータを集計し、レポートを自動作成するためのものです。自動化を実現できるため、営業担当者がレポートを一から作り上げていく必要はありません。

データをもとに反映されたレポートでKPIの達成度や活動状況を瞬時に把握できるだけではなく、作業負担も大幅に軽減できるのは大きなメリットとなるでしょう。

またSFAツールがあれば作成したレポートは瞬時に共有できるため、すべての営業担当者がどこからでも確認できます。

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SFA(営業支援)ツールの選び方

営業の手助けをしてくれるSFAツールにはさまざまな機能が搭載されていて便利ですが、ただ単に「機能が充実している」だけで選ぶと後悔することもあります。

導入にはさまざまなサービスを比較し、自社との相性が最も合うSFAツールを選ばなければなりません。

ここでは具体的にSFAツールを選ぶうえで知っておきたいポイントについて紹介するので参考にしてみてください。

営業担当者にとって使いやすいツールであるか

SFAツールは、どれだけ機能が優れており、あらゆる分析ができたとしても営業担当者にとって「使い勝手が悪い」と判断されれば定着させることは難しいでしょう。

例えば入力する項目が多くて作業効率が解消されなかったり、ITに関する知識がない業界なのに専門的知識がないと操作できなかったりすると、営業担当者は使いたくないと感じてしまいます。

せっかく導入したのに使われなかったらコストが無駄になるので、できれば操作が直感的でパソコン操作が不慣れな方でも利用できるSFAツールがおすすめです。

例えば入力する項目が限りなく少なく、基本操作はドラックアンドドロップだけなど、このような操作性ならパソコンを触ったことがない人でも対応できます。

また、経営層だけで判断してツールを決めてしまうのもよくありません。営業担当者にとって使いやすいものを選ぶためには、使用者に希望を聞くことをおすすめします。

どのような操作感だったら使いやすいかなど、事前に聞いておくことで定着しやすいSFAツールを導入できるでしょう。

SFAツールによっては無料トライアルを利用できるものもあるため、それらを活用して納得するツールを導入するのも後悔しないのでおすすめです。

幅広いデバイスに対応しているか

SFAツールはパソコンでしか操作できないと思われている人も多いのではないでしょうか。確かに無料のツールなどはモバイル版があったとしてもうまく操作できないものも多いです。

しかし、SFAツールの中にはパソコンのみならずスマートフォンやタブレットのデバイスにも力を入れているサービスがあります。

そういったサービスを選べば、外出先でも日報の入力や情報の閲覧ができるようになり、作業効率が大幅に上がります。

特に社外でもSFAツールを有効活用させたいと感じている企業は、あらゆるデバイスに対応しているサービスを選ぶことで導入してよかったと感じるでしょう。

モバイル端末に対応しているサービスを選ぶ場合には、それぞれのSFAツールで操作性などが異なります。そのため、必ず無料トライアルを利用して操作性を確認しましょう。

費用もしっかりと比較検討して決める

SFAツールを選ぶ際に比較する項目としては、多くの方が費用の部分に注目するでしょう。実際に提供するサービスによって費用が異なり、具体的にかかるコストとしては下記の内容があげられます。

  • 初期費用
  • 月額費用
  • 導入支援にかかる費用
  • カスタマイズ費用

これらの費用については、すべて発生するサービスもあれば一部しか発生しない場合もあるのです。

例えば月額費用やカスタマイズ費用が必要になるけど、初期費用や導入支援にかかる費用は無料のサービスも存在しますので、どの部分に料金が発生するのか事前に確認しておくことが大切になります。

外部システムとの連携ができるか

SFAツールは、基本的に営業管理が目的となりますので、その他の機能は含まれていないサービスもあります。

できればその他のシステムも一つにまとめて連携をした方が使い勝手が良くなるので、比較ポイントとしては他のシステムとの連携が可能かチェックしましょう。

実際にそれぞれのSFAツールによって対応可能な連携システムは異なります。その中でも提供している製品以外と連携できないサービスもあるため、できれば外部システムとの連携ができるものを選ぶと安心です。

サポートの充実度

SFAツールを初めて導入される企業は、サポートの充実さも重視したほうがいいでしょう。各サービスによって対応可能なサポートは異なりますので、導入したもののサポート対象外だったとならないためにも事前にチェックしておかなければなりません。

導入サポートの種類は、チャットや電話によるものもあれば、専任の担当者による導入支援を受けられるケースもあります。

クラウド型のサービスは導入までのハードルは低いですが、例えば他社からの乗り換えや独自システムを連携させたいなどのケースでは、専任担当者による導入支援を受けられるサービスを選ぶと安心です。

サポート体制が整っていれば万が一の時でも安心なので、できれば充実しているSFAツールを選定してみてください。

導入実績が豊富か

SFAツールを比較して選定する際には、導入実績も把握しておくことが大切です。基本的に評価の高いツールは、多くの方に利用されています。

導入実績があまりない場合は、その製品に関する情報を調べてもなかなか出てきません。料金が安いからといった理由だけで導入してしまうと、後々後悔する可能性もあるので注意が必要です。

また、導入実績については公式サイトなどを確認することで調べられますが、導入事例も記載があるところが安心です。どこの企業が利用しており、どのような悩みを改善できたのかが参考にできれば、より導入後のイメージを沸かせやすくなるでしょう。

失敗しないSFA(営業支援システム)の選び方はこちら

SFAツールの導入でよくある失敗について

SFAツールは便利な機能が揃っているため、それを活用して営業に役立てたり、売上をアップできている企業は数多く存在します。しかし、なかなか定着できない企業もあり、その原因には下記のような内容があげられますので参考にしてみてください。

項目を増やしすぎることで作業負担が大きくなる

SFAツールは、営業担当者が入力できる項目を増やそうと思えばどれだけでも増やせます。入力項目が多ければ多いほど情報量が増え、膨大なデータを蓄積させることができるでしょう。

しかし、営業担当者にとっては作業量が増える分、逆に負担を抱えてしまうこととなるのです。

かえって作業が増えてしまってはSFAツールを導入した意味がなくなり、定着しなくなるという事態が起こるため、入力項目は必要最低限に抑えることが大切です。

SFAツールそのものが使いづらい

SFAツールは幅広い種類が提供されており、使いやすいものから使いづらいものまで様々です。そのため、人気だからといった理由だけで導入してしまうと「操作方法がわかりにくい」「機能が多すぎて使いこなせない」という事態になってしまうのです。

そもそも使いづらいと定着させることはむずかしいため、数あるSFAツールですが、しっかりと比較検討して決めることが大切です。

営業担当者への説明が足りない

SFAツールを導入する際、経営層だけで判断して導入するケースも少なくないでしょう。しかし、現場の営業担当者からすると「初めて聞いた」となり、今まで行ってきた営業管理が大きく変わることで抵抗感を示してしまうでしょう。

納得せずに導入することで反発を招いて活用が進まないといったケースもよくあるため、必ず現場で使用する営業担当者への説明は忘れないようにしましょう。

SFAツールを社内で定着させるポイント

SFAツールは便利な機能を幅広く活用することができますが、定着させられなければ意味がありません。

ここでは定着させるための対策ポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

要件定義をしっかり行う

SFAツールを導入する際には、どのような機能があれば課題を解決させることができるのかなど要件定義をしっかりと行ったうえでサービスを選ぶことがポイントです。

導入することで「今後役立つかも」とか「導入するだけで課題が解決できる」といった考えではなかなか定着化させることは難しいでしょう。

導入してからもしっかりと営業業務に役立てるためには、自社がやりたいことや解決したいことにマッチしたサービスでなければなりません。

少人数でまずは運用する

SFAツールは少人数から運用することも大切です。例えばいきなり1,000人や2,000人規模となると、導入コストも相当なものになります。また、万が一定着しなかった場合には高いコストだけを支払うことになるため、リスクは大きいと言えるでしょう。

少人数からの運用であれば、コストが低く抑えられたり、中には無料プランを利用できたりとリスクは低くなります。

まずは自社に合った最適のSFAツールを選ぶことが大切なので、最小限の人数からの利用をおすすめします。

定期的な振り返り・改善を行う

SFAツールは、導入するからには定期的な振り返りや改善は必要不可欠です。導入したものの、それ以降は必要な情報だけを入力するに留まると、SFAの本来の力を発揮されません。

営業担当者が入力した情報をもとにデータ収集をし、それを活かすことで売上アップなどにつながります。

そのためには定期的な振り返りや改善は欠かすことができないため、週に1回でも行うようにしましょう。