見積書からの前払金請求書の作成
承認済みの見積書から前払金請求書を作成する方法について、次のビジネス事例をみて理解しましょう。
シナリオ:ピーターは、請求金額の総額に対する見積書を顧客に送付します。顧客から見積金額への同意を得て、その同額を請求書にする場合、ピーターは作業に取り掛かるため、前払いを求めたいと考えます。そこで、見積書作成ページで[この見積書に対する前払金請求書を自動で作成する]オプションを選択します。そうすることで、顧客がポータル上で見積書を承認すると、前払金請求書が自動的に作成されます。
見積書に付随する前払金請求書を作成するには:
- 左サイドバーの [見積書] タブに移動し、[+] アイコンをクリックして、見積書を作成してください。
- 必要な詳細を入力して [この見積書に対する前払金請求書を自動で作成する] オプションを選択してください。
- 表示される項目欄に、前払いとして受け取る見積書金額の割合(%)を入力してください。
- 追加詳細を入力し、必要に応じて保存または送信をしてください。
顧客ポータルを通じた前払金の回収
見積書を送信すると、顧客ポータルの左サイドバーにある [見積書] モジュール内にすぐに表示されます。見積書をクリックすると、詳細を表示できます。
- 顧客は、見積書を確認した後、前払金をすぐに支払うことができるように [承認して支払う] を選択できます。または、承認だけを行いたい場合は、[承認] を選択して、後日に支払うこともできます。
ヒント: 顧客が見積書を承認するとすぐに、Zoho Invoice上で前払金請求書が自動で作成されます。
オフライン支払いによる前払金の回収
送信済みの見積書に対して、顧客が現金や銀行振込のようなオフライン手段で前払いを行う場合もあります。この場合、見積書を承諾済みとして設定し、オフライン支払いの前払金請求書を作成できます。
- 見積書詳細ページで、3点リーダーアイコンをクリックして、[前払金請求書を作成] を選択してください。
- 作成した前払金請求書で、[請求書に適用] をクリックすることで、支払いを記録し、請求書に適用することができます。クリックするとすぐに、その顧客のすべての未決済請求書が表示されます。
- 請求書に適用する前払金の金額を入力すると、顧客が支払う請求書の残高が更新されます。
- 対象の前払金請求書の画面上部に、前払金の取引概要が表示されます。
- [請求書を適用しました] は前払金金額が適用された請求書を示します。取引データの近くにあるアイコンをクリックして、取引を編集または削除できます。