顧客ロイヤルティプログラムの構築
顧客ロイヤルティプログラムとは、ロイヤルカスタマー(ある企業や商品やサービスに対しての忠誠心の高い顧客のこと)と
密接に関わることで、さらなる購買を促すための施策です。優れたロイヤルティプログラムは、
顧客が利用する可能性の高い商品やサービスを、顧客に合わせてオファーします。
また、アクティブな会員は、ソーシャルメディアやクチコミキャンペーンなど、
企業のマーケティング活動を手助けしてくれる有力な味方となります。
Zoho CRM のコマンドセンターは顧客ロイヤルティプログラムのフローを簡単に構築し、
顧客の関心度や参加度も追跡することができます。
ここでは、Zoho CRM のコマンドセンターを活用して、顧客ロイヤルティプログラムのフローを作成した例を具体的に解説します。
このカスタマージャーニーでは、顧客が一定の購入額を超えると、ロイヤルティプログラムへの招待が自動的に送られます。
ロイヤルティプログラムへの招待を辞退した顧客は、興味なしというステータスに分類され、返信がない顧客に対しては、
リマインドメールが定期的に送られます。
ロイヤルティプログラムに参加したユーザーはアクティブ状態となり、専用のポータルにアクセスできるようになります。
このポータルサイトでは、顧客一人ひとりの好みに合わせてカスタマイズされたキャンペーンが閲覧できるようになっています。
このプログラムでは、顧客がオファーを利用する頻度を追跡し、顧客エンゲージメントを評価します。
たとえば、1ヶ月に3回以上オファーを利用した顧客は、トップカスタマーとして識別されます。
一方、ロイヤルティプログラムの特典をまったく利用しないユーザーは、非アクティブユーザーとしてカテゴライズされます。
Zoho CRM は自動的にポータルサイトの特典メニューを更新し、顧客ロイヤルティプログラムの利用を促すオファーを送信します。
顧客の興味と参加レベルの測定
Zoho CRM のコマンドセンターは、顧客ロイヤルティプログラムの有効性や生み出すビジネス、
トップカスタマーの行動を分析するためにも活用できます。
入会率や参加率が低い場合、プログラムの特典やオファーは十分ではないと判断し、再検討の必要性を通知します。
また、参加率の基準を複数用意し、真の優良顧客を特定していくことも可能です。
他ツールとの統合
Zoho CRM のコマンドセンターで作成されたワークフローは、eコマースやERPシステムを介した購入情報も取得します。また、カスタムメイドの
アプリケーションにメッセージを自動で表示することも可能です。
いくつかの統合機能は、Zoho のオープンAPIを使用して構築する必要があります。
詳細は当社までお問合せください。
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アタラ合同会社
CEO 杉原 剛氏
Zoho CRM のサポートについて
Zoho では、さまざまな日本語サポートをご用意しています。