販売レポートの重要性
企業の経営状態は財務諸表(主に損益計算書)によって可視化され、その内容は経営戦略の材料となります。この財務諸表は、営業・マーケティング 活動の結果が集約されたものであるため、販売レポートの質が高くなければ、正確な経営判断はできません。
販売レポートで視覚化すべき項目
経営判断の材料となり得る販売レポートには、一般的に、次のような情報が必要です。
売上金額
顧客へ商品・サービスを提供したときの対価で、損益計算の基本となる数字です。
商談化率
見込み客(リード)の数に対して、実際に商談に至った件数を割合で示した数字です。
粗利(売上総利益)
売上金額から原価を差し引いた値で、企業にとっては儲けの源泉ともいえる数字です。
原価
商品・サービスをつくるためにかかった費用を合算し、単位当たりいくらになるのかを計算した値です。
受注率(営業成約率)
商談に至った案件の数に対し、実際に契約や受注に至った件数を割合で示した数字です。
受注単価(客単価)
売上金額を受注の数で割った数字です。
販売費および一般管理費
いわゆる事業に必要な経費で、販管費とも呼ばれます。社員の給料や賞与、福利厚生費のほか、広告宣伝費や旅費交通費、接待費など、営業活動に必要な経費を項目別に集計した数字です。
販売レポートの作成に役立つ、
Zoho CRM 導入の4つのメリットと機能
メリット1レポートの作成コストの削減
CRMには、販売レポートに記載すべき項目の内容を自動で集計・抽出する機能があるため、個々の数値を計算したり、確認したりする手間を省くことができます。正確さや見やすさを向上させつつ、より少ない手間でレポートを作成できるのです。
メリット2リアルタイム性の向上
CRMのダッシュボード機能を使用すれば、販売レポートの中で特に重要な指標をリアルタイムに把握できるようになります。リアルタイム性が上がれば、柔軟かつ適切な経営判断を迅速に下せるようになります。
メリット3可視化の促進
CRMは数値を蓄積・集計するだけでなく、視覚的に判断しやすい状態で出力することもできます。条件指定したデータを表やグラフとして表現できれば、成績評価や改善施策の立案が容易になります。
メリット4KPI分析によるボトルネックの特定
ビジネス目標の達成度を計測するには、KPIの設定と分析が欠かせません。CRMを活用すれば、商談化率・受注率・受注単価といったKPIを使い、さまざまな角度から分析することが可能になります。
ファネル別、活動別に成果(KPI)を把握でき、費用対効果の低い活動を瞬時に特定できます。
関連するデータを組み合わせ、グラフ、表を含む販売レポートを半自動的に作成できます。
取引先別、商品別、エリア別などの販売テリトリーを定義し、さまざまな切り口でKPIを分析できます。
まずはお気軽にZoho CRM をお試しください。
Zoho CRM 活用事例
「顧客からの要望を受けて動くだけではなく、顧客自身も気付かない課題を先回りして
見つけて、クイックに適切な提案を行う「提案型」の活動が重要であり、そういった
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日本電通株式会社
松本 哲氏
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