価値と信念
ビジネスとは、単に収益をあげることではありません。少なくとも、そのことだけに限定されるべきではありません。優れた経営理念に基づいて構築された会社には、優れた企業文化が生まれます。私たちは、Zoho を創設したとき、自分たちの価値観を放置せず、会社の骨組みに組み込みました。
資本の再定義
Zoho は、会計上の資本金だけではなく、広い意味での企業資本という定義を採用しています。Zoho の真の資本には、組織を構成する従業員に流れる共通の文化、スキル、献身が含まれます。
詳細はこちら数値による評価に反対の姿勢を取る
成功を評価するものは、収益やトレンドライン、KPIだけではありません。追跡や定量化ができないものや、すべきでないものもあります。Zoho は、ビジネスのあらゆる側面を測定して最適化するという流れに抵抗することで、無形の資産を無視したり忘れたりすることがないようにします。
詳細はこちら企業による自己決定の自由を保持する
投資家や株主に支配権を譲ることなく、自社の立ち位置を確立できたグローバル企業はほとんどありませんが、Zoho は例外です。自己資金で起業した株式非公開の会社として25年間存続し、お客さまと従業員にのみサービスを提供しています。
詳細はこちら営業やマーケティングよりも研究開発を優先する
ソフトウェアを購入する際、開発の基となるエンジニアリングやそれによって提供されるソリューションを手に入れるために購入します。ソフトウェアを宣伝したマーケティングチームや、最適なソリューションであることを売り込んだ営業チームのために購入するわけではありません。Zoho が研究開発に100%取り組み、これからも常にそうあり続ける理由はそこにあります。
詳細はこちらプライバシー保護を単なるポリシーとしてではなく企業の信念として扱う
Zoho は創立当初から、プライバシーを単なる法的な問題ではなく、道徳的な問題であると考えてきました。そのため、政府の規制によって強制される前から、強固な保護規定を導入し、一貫してデータプライバシーの最先端に立ってきました。
詳細はこちら利益の追求を最優先にしない
お客さまより利益を優先すれば、結果的にどちらも失うことになりかねません。私たちは、お客さまの成長の妨げとなり、市場から追い出すことになる高額なライセンス料は請求せず、お客さまが成功を収められるよう支援します。
詳細はこちら変化と継続性のバランスをとる
過去25年間、Zoho では多くの変化が見られました。新しいテクノロジー、新しいビジネスモデル、新しい規制など、変化はいつの時代にも存在します。私たちは最先端のテクノロジー企業であることに誇りを持っていますが、その一方で、これまで変えずに続けてきたやり方や、価値観を守りながら革新的であることを示してきたやり方にも、同じように誇りを持っています。
Zoho では、開発する商品が変わることがあっても、それに従事する人たちが変わることはありませんでした。市場は混乱にあふれているかもしれませんが、私たちの価値観は揺るぎませんでした。業界全体は、ここ数年だけでも成長と失敗を繰り返してきましたが、ビジネスに対するZoho の真摯で謙虚なアプローチは変わっていません。
そして、Zoho は今後25年間も、変わらぬ信念でさらに成長することを計画しています。