Microsoft TeamsからZoho Meetingへの切り替え
Microsoft 365からZoho Workplaceに切り替えたら、Zoho Meetingアカウントを設定する必要があります。このガイドでは、Microsoft Teamsの機能と比較しながら、Zoho Meetingで利用できる機能について説明します。
サインアップZoho Meetingを使い始める
メールアドレスとパスワードを使用して、workplace.zoho.comからZoho Workplaceアカウントにサインインします。ヘッダーからZoho Meetingに移動します。アカウントにサインインすると、ビジネスでZoho Meetingの使用を開始できます。
Zoho Meetingで利用できる機能
Zoho Meetingでは、さまざまな機能を使用して、オンライン会議を安全に開催し、効率的に共同作業ができます。ここでは、あなたとあなたのチームがオンラインで共同作業する際に役立つ機能の一部を紹介します。
即時会議
チームと即時会議を開催して、緊急の意思決定のための迅速な議論を行います。Zoho Meetingのアカウントで[今すぐ会議を開始]ボタンをクリックするだけで、会議を始めることができ、チャットやSMSで参加リンクを共有できます。
録音/録画とストレージ
会議を録音/録画し、Zoho Meetingのアカウント内に保存します。録音/録画を使用して議論を要約したり、会議に出席できなかった人と共有したりできます。オンラインで録音/録画を再生したり、コンピューターにダウンロードしてオフラインで使用したりできます。
会議のロック
会議をロックして、非公開にします。会議ホストの許可がないと、ロックされた会議には誰も参加できません。この機能を使用して、会議を安全に開催し、ハッカーや不正行為者がオンライン会議に侵入するのを防止します。
参加者のミュートと削除
議論に参加していない参加者をミュートしたり、会議から除外したりして、会議を管理します。
音声、ビデオ、画面共有の暗号化
Zoho Meetingは、音声とビデオの両方にDTLS-SRTP暗号化を導入している安全な会議ソフトウェアです。画面共有は、発表者と参加者の両方で暗号化されます。また、最新のTLSプロトコルバージョン1.2に従い、SHA 256が発行する証明書を使用します。
Webベースの会議
ソフトウェアをダウンロードする必要はありません。Zoho MeetingはGoogle ChromeやMozilla Firefoxなどの一般的なブラウザーで動作します。ブラウザーから直接会議を開始し、参加できるため、不要なダウンロードをしなくて済みます。
Microsoft TeamsとZoho Meetingの機能の比較
この機能ガイドでは、Microsoft Teamsの機能と比較しながら、Zoho Meetingの機能について詳しく説明します。
Microsoft Teams | Zoho Meeting |
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無制限の会議数 | |
Microsoft Teamsでは、会議数が無制限です。 | Zoho Meetingでは、登録するエディションに関係なく、無制限に会議を開催できます。 会議を予約するには、Zoho Meetingアカウントで[会議を予約する]をクリックします。即時会議を開催するには、[今すぐ会議を開始]をクリックします。 |
ブラウザーからの参加 | |
ソフトウェアをダウンロードしなくても、ブラウザーから会議に参加できます。 | 不要なダウンロードは、ドライブスペースを占有し、デスクトップをセキュリティーの脅威にさらす可能性もあります。Zoho Meetingでは、Google ChromeやMozilla Firefoxなどの一般的なブラウザーから直接会議に参加できます。 ブラウザーから会議を開始または参加するには、会議リンクをクリックします。デフォルトでは、会議ウィンドウが新しいタブで開きます。 |
外部参加者の追加 | |
Microsoft Teamsでは、誰でも会議の参加者として追加できます。 | 組織のアカウントに属さない外部の連絡先を、オンライン会議の参加者として追加できます。外部のユーザーは、Zoho Meetingに登録しなくても、かんたんに会議に参加できます。 外部の参加者を追加するには、[会議を予約する]を選択し、参加者の横にある[追加]をクリックします。[メールアドレスで招待]の下にメールアドレスを入力し、[完了]をクリックします。 |
画面の共有 | |
Microsoft Teamsでは、オンライン会議中に画面共有ができます。 | Zoho Meetingでは、画面共有を使用して、チームのコラボレーションをスムーズに進められます。オンライン会議中に、画面全体またはアプリケーションウィンドウのみを他の参加者と共有できます。 画面を共有するには、会議リンクを使用して会議を開始または参加し、[共有の開始]をクリックします。共有する画面やアプリケーションを選択し、[共有]をクリックします。 |
会議のダイヤルインオプション | |
Microsoft Teamsの参加者は、ダイヤルイン番号を使用して、携帯電話から会議に参加できます。 | インターネット接続が不安定な場所にいる場合は、どの地域でも市内番号かフリーダイヤルのダイヤルイン番号を使用して、携帯電話から会議に参加できます。 ダイヤルイン番号を使用して会議に参加するには、地域のダイヤルイン番号の後に、会議のアクセスコードを入力します。ダイヤルイン番号の一覧へのリンクと会議のアクセスコードは、会議の招待メールで確認できます。 |
会議の録画 | |
Microsoft Teamsでは、会議の録画とクラウドでの保存を行うことができます。 | 会議を録画して、いつでも再確認できます。オンラインで録画を再生し、出席できなかったチームメンバーと共有したり、録画をダウンロードしてオフラインで使用したりできます。 会議を録画するには、会議を開始した後で、上部のメニューバーにある[録画の開始]をクリックします。組織の情報を保護するため、会議を録画できるのは会議ホストだけです。 |
モバイルアプリ | |
Microsoft Teamsのモバイルアプリは、iOSとAndroid端末で利用できます。 | Zoho MeetingのiOSとAndroidアプリを使用すると、どこからでも会議の開始や参加ができます。 |
認証 | |
Microsoft Teamsでは、多要素認証により、サインイン時にセキュリティーが強化されます。 | Zoho Meetingでは、アカウントにサインインするたびに多要素認証を行い、オンラインアカウントを安全に保護します。 |
今後と過去の会議の表示 | |
Microsoft Teamsでは、カレンダーに移動しないと、今後の会議や過去の会議を確認できません。 | Zoho Meetingアカウントでは、今後と過去のすべての会議を一元的に確認できます。このため、これまでに行った議論やコラボレーションセッション、および今後予定されている議論やコラボレーションセッションを包括的に把握できます。 過去と今後の会議を確認するには、Zoho Meetingアカウントで[マイ会議]をクリックします。 |
無制限の期間 | |
Microsoft Teamsでの即時会議は8時間に制限されています。定期会議は最大で60日間開催できます。 | Zoho Meetingでは、どのサブスクリプションエディションでも、必要な時間だけ会議を開催できます。オンライン会議の時間制限はありません。 |
アカウントでの録画の表示 | |
Microsoft Teamsの録画を表示するには、Microsoft Streamクラウドストレージにアクセスする必要があります。 | 過去の会議の一覧を表示するように、Zoho Meetingのクラウドストレージにあるすべての会議録画にもアクセスできます。オンラインで再生したり、ダウンロードしたり、他のユーザーと共有したり、削除したりできます。 会議の録画を表示するには、Zoho Meetingアカウントで[マイ録画]をクリックします。 |
件数に基づいた録画の保存 | |
Teamsの会議の録画はMicrosoft Streamsのクラウドストレージに保存され、プランによってストレージ容量が異なります。ストレージ容量を上回った場合、Microsoft Teamsは録画を保存しません。 | Zoho Meetingでは、ストレージ容量は録画の件数に基づいて制限されています。そのため、長時間の議論を録画する場合でも、録画中にストレージ容量が不足する心配はありません。 |
組織アカウント | |
Microsoft Teamsの組織アカウントにチームメンバーを追加します。 | マネージャーやチームリーダーは、Zoho Meetingを使用することで、かつてないほどかんたんな方法で、組織アカウントからチームメンバーを管理できます。組織アカウントにチームメンバーを追加し、必要に応じてライセンスを割り当てられます。また、必要に応じて会議を予約し、チームメンバーを会議の発表者として指定することもできます。 メンバーを追加するには、[設定]>[ユーザー管理]に移動し、[新規ユーザー]をクリックします。チームメンバーの追加と削除ができるのは管理者だけです。 |
組織設定 | |
組織設定で、チームメンバーによるMicrosoft Teamsの使用方法を制御および管理します。 | 管理者は、組織内でのビデオ会議のカメラ使用や、参加者の入退室通知など、組織設定を管理できます。 設定を編集するには、[設定]>[組織の管理]にアクセスします。組織設定を編集できるのは管理者だけです。 |
共同ブランディング | |
Microsoft Teamsでは、組織のロゴや名称を使用してブランドを宣伝できる共同ブランディングが可能です。 | 管理者は、ブランド認知のために、会議メールのヘッダーに組織名とロゴを追加できます。 組織名とロゴを追加するには、[設定]>[組織の管理]に移動し、[組織情報]を編集します。組織名とロゴを追加、編集できるのは管理者だけです。 |
会議のロック | |
Microsoft Teamsでは、ユーザーによる会議のロックはできません。 | 会議のロック機能により、会議ホストは、ハッカー、不正行為者、その他のオンライン侵入者から会議を保護できます。会議ホストの許可がないと、ロックされた会議には誰も参加できません。 会議をロックするには、会議を開始した後で、上部のメニューバーにある[会議のロック]をクリックします。会議をロックできるのは会議のホストだけです。 |