Zoho CRMはカスタマイズしやすいだけでなく、使いやすいCRMを作ることに特化。
複数ページレイアウトは、業務に合わせてタブのインターフェースをカスタムしてレイアウトを切り替える機能です。事業部ごとなど全く別の事業を行う企業を一つのアカウントで管理する場合に特に役立ちます。
複数ページレイアウトとは
Zoho CRM では、タブに配置する項目のカスタマイズに留まらず、特定の条件に応じて表示させる項目を変えることが可能です。これにより、ユーザーは自分のニーズや業務の特性に合わせて、CRMのインターフェースをより柔軟に調整できます。こうしてカスタマイズしたタブのインターフェイスをページレイアウトといいます。複数ページレイアウトとは、ユーザーのニーズや業務の特性に合わせたレイアウトを複数作成し、用途に応じて切り替える機能のことです。
複数ページレイアウトの利用メリット
「自分の業務」に関係のない情報が排除される
部署やチームごとに、異なるページレイアウトを作成できます。これにより、必要な情報のみを表示し、他のチームが利用している不要な情報を排除することが可能です。
不要なデータへのアクセスを制御してセキュリティを強化
必要なユーザーにのみページレイアウトへのアクセス権を付与することで、漏洩や誤操作などのリスクを低減します。
なぜ、複数ページレイアウトを使うと便利になるの?
複数ページレイアウトは、Zoho CRMを使う上で非常に便利な機能です。これを使うと、CRMの使い方を自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。
たとえば、営業とカスタマーサポートの担当者は、それぞれ異なる情報が必要になります。複数ページレイアウトを使えば、営業の時には営業情報を、サポートの時にはサポートに必要な情報をすばやく切り替えられます。これにより、作業が効率的になります。
さらに、特定のプロジェクトやキャンペーンに関連する情報だけを表示するカスタムレイアウトも作成できます。これにより、特定の業務に焦点を合わせて効果的に作業できます。
つまり、複数ページレイアウトは、あなたのニーズに合わせてCRMの使い方を調整し、作業を効率化する手助けをしてくれます。初心者でも簡単に使えるので、自分に合ったCRM体験を構築するのに役立ちます。
Zoho CRMの複数ページレイアウト機能の特徴
レイアウトをサッと切り替え
データを登録/表示する際に、お好みのレイアウト名を選択するだけ。他のレイアウトで登録されているデータを別のレイアウトに切り替えて情報を登録/編集することも可能です。[標準]レイアウトに切り替えれば、すべてのレイアウトで登録されている情報を表示/編集することも可能です。
らくらくレイアウト作成
通常のレイアウトのカスタマイズと同様に、ドラック&ドロップ操作でかんたんにレイアウトをカスタマイズできます。
権限に応じてユーザーへのレイアウト提供を制限
ユーザーは付与された権限※に基づいて、どのレイアウトにアクセスできるかがコントロールされます。これにより、不要なデータにアクセスすることができません。その結果、Zoho CRMはシンプルでわかりやすく、かつセキュリティも確保されます。
※ 権限とは
Zoho CRM では、データへのアクセスや操作をコントロールする「権限」を作成できます。この権限は、「営業チーム」などのチームごとの権限はもちろん、「フィールドセールス」「インサイドセールス」「営業事務」と細かく設定することも可能です。
複数ページレイアウトの注意点と活用のコツ
- Zoho CRM のモバイルアプリでは、複数ページレイアウトは利用できず[標準]のレイアウトのみでデータが表示されます。 (2023年12月時点)
- 複数ページレイアウトはエンタープライズプラン以上のみで利用でき、作成できるレイアウトには上限があります。(2023年12月時点)
- そのため、細かいチーム単位でデータの表示を変更したい場合には、レイアウトルール機能やキャンバス機能 も活用すると良いでしょう。
複数レイアウトをはじめとしたカスタマイズ機能の活用について、ご相談がありましたらお気軽に当社営業または認定パートナーまでお気軽にお問い合わせください。
Zoho 営業相談窓口Zoho 認定パートナーへの相談窓口※ Zoho 認定パートナーとは ?
?Zoho Corporation(本社) またはゾーホージャパン株式会社からZoho 製品の販売をすることを認定された企業のこと。SFA/CRMを入れたいけど、自社だけで導入できるか不安。誰か専門家のサポートが受けられれば安心…。そんな悩みの抱える企業様にコンサルティングや開発支援を提供するZoho サービスのエキスパート企業です。
「日々の営業活動や商談の状況といった必要な情報を営業スタッフがきちんと入力し、共有していこうという習慣が身に付くとともに、顧客にまつわる様々な情報が可視化されるようになりました。」
株式会社YOLO JAPAN
取締役 COO 椿 奈緒子氏
Zoho CRM のサポートについて
Zoho では、さまざまな日本語サポートをご用意しています。