Zoho CRMでのシグナルの表示
カスタムシグナルの作成時、標準ビューまたはウィジェットのどちらの場所にシグナルを表示するかを選択できます。
標準ビュー
これは、シグナルの基本の表示方法です。シグナルに関するデータが、あらかじめ決まった形式で表示されます。
ウィジェットビュー
ウィジェットは、画面上に埋め込める要素です。必要に応じて、外部アプリケーションからのデータを表示できます。独自のHTMLまたはJSコードを設定でき、Zoho CRM内で使用してデータを表示することもできます。
Zoho Surveyでアンケートを実施している場合の利用例を考えてみましょう。ユーザーがアンケートに回答した際、Zoho CRM内でシグナルに関する処理が実行され、ウィジェットでアンケートの詳細が表示されます。
[新しいシグナルの作成]と[関数を通じたシグナルの実行]のセクション内に記載されている手順を実行します。ウィジェット内でシグナルを表示する場合、[シグナル詳細の表示場所]の一覧から、[ウィジェット]を選択します。
ウィジェットの作成
シグナルの種類のウィジェットがすでにある場合、リストからウィジェットを選択します。まだない場合、[ウィジェットの作成]を選択します。
名前、詳細情報、ウィジェットの公開方法を入力します。
公開方法に基づいて、外部公開の場合はウィジェットのベースURLを入力します。内部公開の場合はインデックスページを入力し、ウィジェットのHTMLを含むファイルをアップロードします。
[保存]をクリックします。ウィジェットが作成され、[新しいシグナルの作成]ポップアップ画面に表示されます。
Zoho CRMにおけるウィジェットでのシグナル表示例は、次のとおりです。
ウィジェットについての詳細は、CLIのインストール、Zoho CRM用のJS SDKをご参照ください。
「PageLoad」を通じて、ウィジェットにシグナルの詳細を送信する必要があります。
「PageLoad」のデータには、2つのキー、「record」と「data」が含まれます。「data」キーには、ユーザーからのアンケートの回答が含まれます。この例では、このキーにはアンケートの質問に対する回答が含まれます。ウィジェットでこのデータが処理され、表示されます。