ステップメールのメリット
ステップメールには、主に以下のようなメリットがあります。
タイムリーな情報提供
資料ダウンロードやイベント参加などによって、見込み客の興味・関心が高まった直後に、自動でメールを送信してフォローすることができます。これにより、見込み客の興味・関心を維持し、次の検討ステージに導くことにもつながります。事前に用意したメールを自動で配信するため、担当者が時間や労力をかけることなく、見込み客を効率よく、適切にフォローできます。
見込み客との関係構築
カタログや資料のダウンロード、セミナー参加など何らかのアクションをした見込み客に対し、複数回のメールを自動で送信し、段階を踏んでアプローチすることで、商品やサービスに対する関心を徐々に高めることができます。新規顧客への歓迎メール、製品や商品をスムーズに使っていただくためのコンテンツやトレーニング情報、休眠顧客の掘り起こしなど、さまざまな用途でステップメールを自動配信できます。このように、顧客のステージに合わせたメールを抜けもれなく自動配信することで、顧客との関係性をより強固で安定したものにできます。
ステップメールの作成手順
ステップメール作成の主な手順は、以下の通りです。
1.目的設定とターゲットの特定
ステップメールの目的を明確にします。例えば、新規見込み客からの登録獲得、既存顧客の育成(ナーチャリング)、製品のリピート購入の促進などが挙げられます。目標を具体的にすることで、メールの内容や構成が決まります。その後、メールを送信するターゲットを明確にし、そのニーズや関心に基づいて件名や本文をカスタマイズします。これにより、メールの受信者の関心を引き、メールの開封やクリックなどの反応を高めることができます。
2.配信数とシナリオの策定
ステップメールの数と配信タイミングを決定します。B2B向けであれば通常3~7通程度、数日から1週間程度の間隔を空けて配信するのが一般的とされています。受信者の関心を維持しつつも、過剰にならないように注意する必要があります。
次に、シナリオを作成します。例えば、以下のような構成が考えられます。
1通目 | 新規登録やダウンロードなどのアクションに対するお礼。 |
2通目 | 商品やサービスの詳細、メリット、利用方法などを説明し、理解を深める。 |
3通目 | 事例やレビューなど、他のユーザーの成功体験やフィードバックを共有する。 |
4通目 | 行動を促す明確なCTA(Call To Action: 行動喚起)を含めたメール。購入や登録、その他のアクションを促進する。 |
3.メールコンテンツの作成
シナリオができたら、次にメールのコンテンツを作成します。
件名:メールの件名は開封率に大きな影響を与えます。魅力的で、受信者の関心を引くタイトルを作成します。受信者の名前を差し込んでパーソナライズすることも効果的です。
本文:簡潔でわかりやすい文体を心がけ、受信者が知りたい情報やメリットを明確に伝えます。重要なポイントは箇条書きにするなどして、読みやすくしましょう。
CTA:各メールに明確な行動を促すボタンやリンクを設置します。受信者が次に何をすべきか一目でわかるようにします。
4.配信設定
メールマーケティングツールでステップメールの設定を行います。これにより、設定したスケジュールに従って自動的にメールが送信されます。
5.配信結果の分析
ステップメールの配信後に、開封率やクリック率、コンバージョンなどをモニタリングし、必要に応じて追加のフォローアップや調整を行います。
Zoho Campaigns のステップメール機能
Zoho Campaigns は、ワークフローの機能を用いてステップメールを簡単に作成できます。資料ダウンロードやイベント参加などによって、見込み客の興味・関心が高まった直後に、自動でメールを送信してフォローしましょう。
ステップメールの機能が使えて、月々360円~
無料トライアルに登録するよくあるご質問
ステップメールの機能はどの料金プランから使えますか?
スタンダードプラン、プロフェッショナルプランでお使いいただけます。
※無料プラン、ならびに都度購入できるメールクレジットに応じた支払いプランでは、ステップメールの機能はお使いいただけません。
ステップメールで送信設定をした後に内容の編集はできますか?
いえ、ステップメールで送信設定をした後に内容の編集はできません。代替案として、配信予定のワークフローを複製し、内容を編集して送信設定を行っていただけたらと思います。