従来およびアジャイルプロジェクトの管理
プロジェクト管理には、チームによって異なる進め方があります。計画に基づいて順序通り進行する「従来型」の手法をとるチームもあれば、柔軟に対応しながら段階的に進める「アジャイル型」を採用するチームもあります。異なる手法を採用するチームには、ハイブリッド手法が効果的です。従来型とアジャイル型を一体化させ、プロジェクトが円滑に進行することができます。

ストーリーを活用した柔軟なハイブリッド手法
ハイブリッド手法では、各チームが現行のワークフローを大幅に変更する必要はありません。従来型のチームは、タスクリストの更新や依存関係の設定、ブループリントの適用が可能です。準備が整ったタスクは、ユーザーストーリーとしてバックログに追加され、アジャイル型チームがスプリントで段階的に進めていくことができます。

Zoho Sprints で計画と進捗を一箇所で管理
ハイブリッド手法により、従来型とアジャイル型のチームが「Zoho Sprints」タブから一元的にスプリントの計画と進捗管理が行えます。バックログ内の作業項目を確認し、Zoho Sprintsで新たなスプリントを計画し、スクラムボードで進捗を追跡できます。

分散を減らし、コラボレーションを促進する
大規模なチームでは、多くの部門や要素が関与しているため、アジャイル手法への移行が難しくなることがあります。しかし、ハイブリッド手法を採用することで、プロジェクトの詳細をいろいろなモジュール間で一貫して管理でき、チームコラボレーションがスムーズになります。これにより、共同作業をしやすくなり、変化に柔軟に対応しながらプロジェクトを推進することが可能です。

プロジェクトの全体像を把握できる
従来型のプロジェクト管理ではガントチャートを使用してスケジュールを管理します。一方、アジャイル型ではバーンアップチャートとバーンダウンチャートを用いてスプリントの進捗を追跡します。バーンダウンチャートは残りの作業量が減少する様子を示し、バーンアップチャートは完了した作業量を示し、達成度を記録します。ハイブリッド手法では、これらの方法を組み合わせ、マイルストーンやタスクリスト、タスク、スプリントの全体像を把握しやすくします。
