メルマガの配信をはじめる際に
押さえるべきPOINTとは？
01. 特定電子メール法を遵守する
メルマガは、迷惑メールを規制する「特定電子メール法（特定電子メールの送信の適正化等に関する法律）」を
遵守して配信する必要があります。
その中でも特に気をつけたいのが「オプトイン」と「オプトアウト」です。
オプトイン
許可したエンドユーザーにだけ配信できる
オプトアウト
拒否したエンドユーザーには配信を止める
受信者がメルマガ配信受信に同意していることが
配信の条件となります。そして、メルマガ受信者に
あらかじめ承諾を得ることをオプトインといいます。
会員登録や商品購入の際に、メルマガ購読希望の
チェックボックスを設ける方法で承諾を得るのが
一般的です。
購読者がメルマガの購読停止を希望した際に、
いつでも配信拒否（オプトアウト）できる必要が
あります。メルマガ配信時には、メール本文に
購読解除や配信停止ができる導線を設置することが
義務付けられており、拒否した購読者には継続して
メルマガを送信しないよう管理しなければなりません。
02. 配信形式の違いを押さえる
テキストメール
文字や数字・記号など、「テキスト」だけを使用する
メール形式です。容量が軽く、手軽にメルマガを作成
できますが、レイアウトの自由度がなく、画像の挿入なども
できないためビジュアル的な訴求力は低くなります。
HTMLメール
HTMLを用いて画像やボタンの挿入、文字のカラーや
フォント変更、レイアウト変更が可能なことから、
ビジュアル面での訴求力が高く、目を引くメールを作成できます。
成果を上げるには、HTMLメールを推奨。ツールを活用して効率的に作成する
HTMLメールはメルマガで成果を上げるために必須の配信形式ですが、作成にはHTMLの知識が必要です。
また、手間がかかる上、ユーザーの環境によっては意図した通りに表示されないこともあります。
近年はHTMLの知識がなくてもHTML形式のメルマガが作成できる配信ツールも増えています。
03. 配信方法の違いを理解する
定期配信
週1回や月1回など、配信者の任意のタイミングで、
購読ユーザーに一斉配信するメルマガです。
新しい情報の定期アップデート、季節・時期に
合わせた商品/キャンペーンの案内などで活用されます。
ステップメール
あらかじめ設定したシナリオに基づいて
ユーザーごとに個別のタイミングで配信します。
たとえば、製品購入直後にお礼のメールを送信して、1週間後に製品の活用例に関するメールを送信する、
といった配信に活用されます。
目的に合わせて配信方法を選ぶ
見込み客の掘り起こしから、既存ユーザーのファン化まで、
メルマガで実現できることはたくさんあります。単なる情報発信の手段として捉えるのではなく、
目的を明確にして、適切な配信タイミングを選択することが重要です。
特に、ユーザーの何らかのアクション後に速やかにメールでフォローすると高い効果が得られます。
| 配信目的の例 | 主な配信内容 | 適した配信タイミング |
|---|---|---|
見込み客の育成、 ニーズの掘り起こし |
| ステップメール + 定期配信 |
リピート購入促進 |
| ステップメール |
既存ユーザーの ファン化 |
| 定期配信 |
配信方法の違いを理解する
メルマガを作成する際の基本の流れは以下の通りです。目的を明確にし、読者にとって価値のあるコンテンツを提供することが、
メルマガ成功の鍵となります。
目的の明確化
最初に、メールマガジンを作成する目的を明確にします。主な目的として、商品やサービスの販売促進、新商品・サービスの告知、リードナーチャリング、ブランドのファンづくりなどが挙げられます。目的を明確化することで、後の作業がスムーズに進みます。
購読者リストの作成
次に、購読者リストを作成します。購読者リストとは、ブログの購読者や展示会やセミナーなどで獲得した名刺、Webサイト経由で獲得したリードなどのメールアドレスが含まれるリストを意味します。
テンプレートの作成
メールマガジンのテンプレートを作成します。テンプレートを作成することで、都度デザインを検討する手間を省けるだけでなく、コンテンツの編集や画像の差し替えを行うだけでメールを配信できるので、作業を効率化できます。
コンテンツの作成
次に、メールマガジンに載せるコンテンツを作成します。文章構成の基本となる「5W1H」を意識しながら、読者の関心やニーズに合わせたコンテンツを分かりやすく提供することを心がけましょう。
テスト送信
メールマガジンを本番配信する前に、テスト送信を行います。これにより、配信先で表示が崩れるなどの問題を事前に確認することができます。また、作成者だけでなく、上司や同僚にも送信しダブルチェックを行うことで、誤字脱字や表記ミスを防げます。
本番配信
最後に、メールマガジンを本番配信します。配信のタイミングや頻度なども重要なポイントです。たとえばBtoBのメルマガ配信であれば、平日の通勤時間帯やお昼休憩頃に配信すると、開封されやすくなります。配信後は反応や成果を分析し、都度改善を行いましょう。
メルマガの成果を上げるコツ
件名（タイトル）にこだわる
メルマガで最もこだわるべき要素は「件名（タイトル）」です。せっかく時間をかけて魅力的な本文を作成しても、開封してもらえなければ成果も期待できません。以下のポイントを意識することで、開封率の向上を狙いましょう。
件名の文字数
長くても全角25文字程度を目安に分かりやすくまとめましょう。スマートフォンユーザーが多い場合は、15文字程度が理想的です。
また、一般的に、人間が一度に認識できる文字数は、少ない人で9文字、多い人で13文字と言われています。そのため、重要な情報はできる限り件名の冒頭に持ってくるよう意識すると、開封率の向上が期待できます。
含めるべきキーワード
読者が興味を持つであろうキーワードを含めると良いでしょう。具体的には、新商品やセールの情報、特典などが挙げられます。さらに、夏には涼しい商品、冬には暖かい商品やクリスマスセールなど、時期や季節に合わせたものを選びましょう。
また、数字を入れられると具体性が上がり、イメージが湧きやすくなります。
【件名の具体例】
セミナー集客メールの場合
（良い例）
【残り3席】◯月◯日開催 少人数制で実務に
役立つメルマガノウハウを伝授
（悪い例）
メルマガ作成のコツを学びたい方は、
◯月◯日開催のメルマガ集中講座がオススメ
キャンペーンの案内メールの場合
（良い例）
【今週末まで】人気の冬服を会員限定価格
でゲット！クリスマスセール開催中
（悪い例）
会員限定クリスマスセールを開催中。今季人気の
冬服をお得にゲットする機会をお見逃しなく。
メルマガ配信システム導入の
課題と解決策
課題1 配信先リストの管理
メルマガ配信システム導入初期における最大の課題は、配信リストの確保です。
新規でメルマガ登録を募集する場合、一定数を確保するまでに時間と手間がかかります。
顧客管理データベース（CRM）やExcelからリストをインポートするのが一般的です。
しかし、この方法ではマスタとなる顧客管理データベースに新規顧客が追加されるたびに、
メルマガ配信システム側も手動で更新作業を行わなければなりません。
例えば、提案前の見込み客に対しては新商品のプロモーションメールを送る、
すでに購入済みの顧客に対しては契約内容に関連したオプションサービスの案内メールを送る、
といった出し分けをしたい場合、顧客管理データベースと配信リストが同期されていなければ
想定と異なる顧客に誤ってメールが配信されてしまうことが起こり得ます。
課題2 営業活動との連動
営業担当者の立場からは、自分が担当する顧客に対していつ、どのようなメルマガが送られているのか、
そのメールが開封されているのか、といった情報が気になります。
しかし、一般的にメルマガ配信システムにログインできるのはマーケティング部門の担当者のみであることが多く、
営業側に共有されていない場合も多くあります。
また、メルマガ配信担当者も、その後受注にまで至っているのかなどのトラッキングが難しく、
受注ベースの本質的なメルマガの効果測定が難しいという課題があります。
解決策は、顧客管理データベース（CRM）とメルマガ配信システムの連携
配信リストのインポートや営業活動との連動に関する課題は、
顧客管理データベース（CRM）とメルマガ配信システムを連携させることで解消されます。
配信リストの
自動メンテナンス
両者を連携させ、リアルタイムに同期されるようにすれば、配信リストを更新する手間がかかりません。また、本来契約後の顧客に送るはずのメルマガを契約前の顧客に送信してしまう、といったトラブルも回避できます。
配信結果の
自動レポート
メルマガ配信の結果を自動で集計します。さらに、契約の受注状況も一気通貫で確認できるため、どのメルマガが成約に貢献しているのか特定できます。
営業アプローチへの
活用
ツールによっては、CRMの管理画面から連携したメルマガ配信データを確認できます。これにより、営業担当者が見込み客にフォローする際、顧客がどのようなメルマガを閲覧しているかを把握した上で、効果的にアプローチできます。
CRMとメルマガ配信ツールを連携し、
効果的にメールマーケティングを運用する企業が増えています。
Zoho CRM と Zoho Campaigns で
メルマガ配信
Zoho CRM は、優れた顧客管理ツールでありながら、
顧客管理データベースを活用したメルマガを配信できる機能も備えています。
さらに、メルマガ配信ツール Zoho Campaigns と連携することで、
ステップメールのシナリオ設定や高度な効果測定も可能です。
圧倒的な低コスト
Zoho CRM とZoho Campaigns は、初期費用0円で導入できるツールです。
入力項目の追加やレイアウト変更など、利用を開始するにあたって整えるべきカスタマイズも簡単に
設定できるため、自社での導入準備もスムーズに行えます。
Zoho CRM の月額利用料金はユーザー1人あたり¥1,680円からと低コストで、
月次運用コストを抑えて利用できます。Zoho CRM はメールの一括配信機能を備え、
単体でも簡易的なメール配信ツールとして利用できます。オプションとして、
メールマーケティングツールの
Zoho Campaigns を追加しても、購読者500件で、
わずか540/月からという低コストで本格的なメルマガ運用が可能です。
月額¥1,680円から利用可能
簡易的なメール配信が可能
（メールの一斉送信含む）
月額540円から利用可能
本格的なメルマガ運用が可能
データの双方向同期
Zoho CRM とZoho Campaigns を連携すれば、アカウント間でデータが自動的に同期されます。
顧客データがメール配信リストに自動同期されることで、CRMに登録されたリードのステータスに
応じてカスタマイズしたメールを配信したり、CRMアカウントからメールキャンペーン結果を確認して
素早くフォローできるようになります。
豊富なHTMLメールテンプレート
Zoho Campaigns には、240を超える豊富なHTMLメールテンプレートが用意されています。
レスポンシブデザインによるスマホ表示にも対応。誰でも思いのままにHTMLメールを作成可能です。
ステップメールや返信の自動化
Zoho Campaigns を活用すれば、簡単にメールの自動配信を設定できます。複雑なステップメールのシナリオもドラッグ＆ドロップで容易にカスタマイズできます。もちろん、Zoho CRM で蓄積された顧客データを条件で
抽出して、配信スケジュールを設定することも可能です。
リアルタイム分析
配信したメールの開封率やクリック率などを直感的なレポートで確認できるため、配信結果・効果を
追跡可能。メール内コンテンツのクリックの割合や、A / Bテストを利用した効果分析など、
その後のメール配信を改善できます。また、誰がどのリンクをクリックしたか、なども把握できるので、
その後のフォローにつなげられます。
はじめてのメルマガ配信なら、Zoho がおすすめ！
まずはお気軽にお試しください。
Zoho CRM × Zoho Campaigns は、初めてのメルマガ運用に最適な組み合わせです。
最小限のコストで、メールマーケティングを成功させるための仕組みを構築しませんか。
CRMアカウントをお持ちでない方
\まずはCRMアカウントを作成しましょう/
Zoho CRM に登録する（無料）TRY
15日間無料お試し登録
有料プランで利用できるすべての機能を15日間無料でお試しいただけます。お試し期間終了後は無料プランに移行し、引き続きご利用いただけます。
簡単カスタマイズ
自社独自の運用方法に応じて、オーダーメイドCRMを構築できます。
カスタマイズは専門的な知識不要。ドラッグ＆ドロップ操作で簡単に行えます。
安心の15日間
チェックリストを無料提供
はじめてCRM を利用する方でもスムーズに進められるよう、初期設定ガイドを無料で配布しています。
初期設定ガイドは、登録したアカウントのメールアドレスにお送りします。
CRMアカウントをお持ちの方
\Zoho Campaigns に登録してメルマガを始めましょう/
Zoho Campaigns に登録する（無料）14日間無料で有償プランの機能をお試しいただけ、 毎月最大2,000 人、6,000 通までのメールを一斉配信できます。
お試し期間終了後は自動的に無料プランに移行し、引き続きご利用いただけます。