getRecordsメソッド
目次
- 目的
- リクエストURL
- リクエストパラメーター
- エラーの取得
- 例
- 取引先名(降順)で並べ替えた全取引先の20-200件目をJSON形式で取得する
- 2008/05/27 0:00:00以降に変更/作成された全取引先をXML形式で取得する
- version = 1を使用して見込み客を取得する
- version = 2を使用して見込み客を取得する
- newFormatパラメーターを指定せずに見込み客を取得する
- newFormat=2を使用して取得する
- fromIndex=1、toIndex=25を使用して呼び出す
- lastModifiedTimeを使用して呼び出す
- newFormat=1を使用して見込み客の全項目を選択する
- newFormat=2を使用して見込み客の全項目を選択する
- lastModifiedTime、fromIndex、toIndexを使用して呼び出す
- lastModifiedTime、fromIndex、toIndexを使用して呼び出す([アカウント]タブの場合)
- テストプログラム
目的
getRecordsメソッドを使用すると、APIリクエストで指定された全ユーザーのデータを取得できます。
リクエストURL
XML形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
JSON形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/json/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
リクエストパラメーター
パラメーター | データ型 | 説明 |
authtoken* | 文字列 | Zoho認証情報の認証に使用する、暗号化された英数字文字列。 |
scope* | 文字列 | 値をcrmapiと指定してください。 |
selectColumns | 文字列 | タブ(オプション列)形式(leads(Last Name,Website,Email)など)またはAllと指定してください。 |
fromIndex | 整数 | デフォルト値 - 1 |
toIndex | 整数 | デフォルト値 - 20 最大範囲値 - 200 (最大範囲値 = toIndex - fromIndex) |
sortColumnString | 文字列 | sortColumnStringパラメーターを使用する場合、デフォルトではデータは昇順で並べ替えられます。 |
sortOrderString | 文字列 | デフォルト値:asc 降順で並べ替える場合は、sortOrderString=descを渡してください。 |
lastModifiedTime | 日時 | デフォルト値:null 時間を指定すると、指定した時間以降に変更されたデータが取得されます。 |
newFormat | 整数 | newFormat=1:値が「null」の項目を除外して、CRMアカウントにデータを挿入します。 newFormat=2:値が「null」の項目を含めて、CRMアカウントにデータを挿入します。 |
version | 整数 | version = 1:(デフォルト値)強化前の古いAPI実装に基づいてレスポンスを取得します。 version = 2:最新のAPI実装に基づいてレスポンスを取得します。 |
* - 必須パラメーター
注:
- API実装で行われた強化の詳細については、リリースノートページを参照してください。
エラーの取得
CRM APIは、CRMとアプリケーション間でデータを同期しながら、プログラムの問題をかんたんにトラブルシューティングできるようにする、一意のエラーコードを提供します。各種エラーコードとその定義の詳細については、エラーコードを参照してください。
その他の注意事項
- Zoho CRMからデータを取得する際には、ユーザーの項目単位のセキュリティが適用されます。そのため、すべてのユーザーデータを取得するには、最も上位の役職(CEOなど)と権限(管理者など)を持つユーザーIDを使用してください。
- fromIndexとtoIndexは、オプションのパラメーターです。デフォルトでは、fromlndexは1、toIndexは20に設定されます。
- sortColumnStringとsortOrderStringもオプションのパラメーターです。
- lastModifiedTimeパラメーターの値は、yyyy-MM-dd HH:mm:ss形式にする必要があります。
例
取引先名(降順)で並べ替えた全取引先の20-200件目をJSON形式で取得する
URL形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/json/Accounts/getRecords?newFormat=1&authtoken=sbdjEDBDJ445791323
&scope=crmapi&fromIndex=20&toIndex=200&sortColumnString=Account Name&sortOrderString=desc
2008/05/27 0:00:00以降に変更/作成された全取引先をXML形式で取得する
URL形式:
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Accounts/getRecords?newFormat=1&authtoken=sbdjEDBDJ1323
&scope=crmapi&lastModifiedTime=2008-05-27 00:00:00
version = 1を使用して見込み客を取得する
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&selectColumns=Leads(First Name,Last Name,Email,Company,Campaign Source)&version=1
以下のようなレスポンスが返されます。
<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="Email">scott@zillum.com</FL>
<FL val="CAMPAIGNID">2000000072001</FL>
<FL val="Campaign Source">Webinar</FL>
</row>
</Leads>
version = 2を使用して見込み客を取得する
以下のようなレスポンスが返されます。
<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="Email">scott@zillum.com</FL>
</row>
</Leads>
newFormatパラメーターを指定せずに見込み客を取得する
注:
- レスポンス形式に関する指定がない場合、デフォルト値「1」がnewFormatパラメーターに割り当てられます。つまり、newFormat = 1となります。
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company,No of Employees,Annual Revenue,Created By,Created Time)
以下のようなレスポンスが返されます。
<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="SMOWNERID">2000000018005</FL>
<FL val="Lead Owner">John</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="No of Employees">10</FL>
<FL val="Annual Revenue">1000.0</FL>
<FL val="SMCREATORID">2000000016908</FL>
<FL val="Created By">John</FL>
<FL val="Created Time">2010-03-16 10:04:52</FL>
<FL val="Modified Time">2010-03-16 10:04:52</FL>
</row>
</Leads>
newFormat=2を使用して取得する
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&newFormat=2&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Company,Designation,Email,Phone,Fax,Mobile,Website,Lead Source,Lead Status,No of Employees,Annual Revenue)
以下のようなレスポンスが返されます。
<Leads>
<row no="1">
<FL val="LEADID">2000000022020</FL>
<FL val="SMOWNERID">2000000018005</FL>
<FL val="Lead Owner">John</FL>
<FL val="Company">Zillium</FL>
<FL val="First Name">Scott</FL>
<FL val="Last Name">James</FL>
<FL val="Designation">null</FL>
<FL val="Email">null</FL>
<FL val="Phone">null</FL>
<FL val="Fax">null</FL>
<FL val="Mobile">null</FL>
<FL val="Website">null</FL>
<FL val="Lead Source">null</FL>
<FL val="Lead Status">null</FL>
<FL val="No of Employees">0</FL>
<FL val="Annual Revenue">0.0</FL>
</row>
fromIndex=1、toIndex=25を使用して呼び出す
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&newFormat=1
&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)
&fromIndex=1&toIndex=25
注:
- 1~25件目のデータが返されます。
lastModifiedTimeを使用して呼び出す
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&newFormat=1&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)
&lastModifiedTime=2010-04-21 11:09:23
注:
- 時間を指定すると、指定した時間以降に作成/変更されたデータが取得されます。
newFormat=1を使用して見込み客の全項目を選択する
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&newFormat=1&selectColumns=All
注:
- 値を持つすべての項目が返されます。
newFormat=2を使用して見込み客の全項目を選択する
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi
&newFormat=2&selectColumns=All
注:
- 値がnullの項目を含め、すべての項目が返されます。
lastModifiedTime、fromIndex、toIndexを使用して呼び出す
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Leads/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1
&selectColumns=Leads(Lead Owner,First Name,Last Name,Email,Company)
&lastModifiedTime=2010-04-21 11:09:23
&fromIndex=1
&toIndex=25
lastModifiedTime、fromIndex、toIndexを使用して呼び出す([アカウント]タブの場合)
https://crm.zoho.com/crm/private/xml/Accounts/getRecords?authtoken=Auth Token&scope=crmapi&newFormat=1
&selectColumns=Accounts(Account Owner,Account Name,Phone,Industry)
&lastModifiedTime=2010-04-21 11:09:23
&fromIndex=1
&toIndex=25
テストプログラム
添付のプログラムを使用すると、Java環境でgetRecordsメソッドの動作を実行、テストできます。
このJavaプログラムには、以下が含まれています。
- チケット作成形式
- パラメーターとその値
- メソッドの実際の使用
プログラムをダウンロードするには、こちらをクリックしてください。