メルマガ単体の成果を確認する
Zoho CRM は、テンプレートの管理画面からリアルタイムで配信結果を確認できます。「ウェビナー案内メール - 2024年2月号」というメルマガのテンプレートを例に見てみましょう。
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テンプレート名にカーソルを合わせてクリックすると、プレビュー画面が表示されます。画面上部の[分析]を押下します。

分析画面では、開封数、開封率、クリック数、クリック率がグラフ形式で表示されます。日付と配信時間帯ごとに分析することもできるので、開封されやすい曜日や時間帯がいつかを特定し、次回以降の配信に活かすこともできます。

メルマガ全体の成果を可視化する
メルマガ単体の配信結果ではなく、複数のメルマガの配信結果を一覧化したい場合は、レポート機能を使います。Zoho CRM は、CRM内のデータを自動で集計して一覧化する「レポート機能」があります。よく使われるレポートは、あらかじめ標準レポートとして用意されているので、すぐに確認することができます。
メールに関する標準レポート |
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[レポート]タブを開き、左のメニューで「メール」を選択すると、メールに関するレポートの一覧が表示されます。試しに「開封率が上位10件のテンプレート」レポートを開いてみましょう。
メールテンプレートごとの送信数や開封数、クリックなどの実績を把握できます。
フィルターを使って、データの抽出期間を変更することもできます。

レポートは、新しく作成することもできます。
実際に「メルマガ登録者数のレポート」を作成してみましょう。

<動画:レポートの作成手順>
- レポートの一覧画面で[レポートを作成する]を押下します。
- 次に、レポートを作成する際に基準とするタブを選択します。今回は見込み客に関するレポートを作成するので、「見込み客」を選択し、[続ける]を押下します。
- 関連タブを選択する画面が表示されますが、何も選択せずに[続ける]を押下します。
- レポートのプレビュー画面が表示されたら、左側のメニュー(列、フィルター)で、レポートに表示させたい項目やデータを選択していきます。
今回は下記の設定をします。
項目 | 入力する内容 | |
列の設定 | 列 | 作成日時 |
行グループ | 見込み客のデータ元 | |
列グループ | 作成日時( 年月日) | |
詳細フィルターの設定 | 対象の項目 | 見込み客のデータ元 |
条件 | 次の値と等しい | |
値 | メルマガ登録フォーム |
設定が完了したら、[保存する]を押下します。
5.レポート名や保存先フォルダを設定したら[保存する]を押下するとレポートが保存されます。
6.レポートをグラフ形式で表示したい場合は、レポート画面右上の[グラフを作成する]から設定を進めると、かんたんにグラフが作成できます。
顧客別の配信結果を確認する
一人ひとりの顧客に対して、どのようなメルマガを過去に配信したのか、開封/クリック操作は行われたのか、などを確認したい場合もあるでしょう。Zoho CRM は、顧客の詳細画面から、メールの送信履歴と開封/クリック状況の一覧を確認できます。
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効果検証を基にメルマガを改善する
メルマガの結果を分析し、効果検証を進めていくと、改善したい箇所がいくつか発見できるでしょう。例えば、開封率を向上させるためにメールの件名を変更する、クリック率が低い場合はCTAボタンの色や位置を変更する、などを検討することができます。
Zoho CRM のメールテンプレートは、件名や本文の内容を更新して再利用することができます。
再利用したいテンプレートにカーソルを合わせて、
アイコンを押下します。内容を編集し「保存する」をクリックすると、バージョンのコメントを記載する欄が表示されます。更新の目的や更新箇所を明記しておくと、後から見返すときに分かりやすくなります。入力が終わったら「完了する」を押下します。

更新すると、当初のテンプレートの更新版であることを示す「バージョン(V)+数字」という名称が付与され、V1(最初のバージョン)と比較分析することができます。
バージョンごとの効果を比較分析することで、改善によってどの程度効果が出たかどうかを把握できます。

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