7百万のアプリ
2006年にリリースされたZoho Creatorは、Zoho Corporationが初期に発表した製品の1つです。Zohoは、ビジネスのさまざまな側面に対応する幅広いソフトウェア製品で広く知られていますが、中でもZoho Creatorはユニークな製品です。この製品は、ビジネスユーザーがカスタマイズされたソリューションを構築して、日常のビジネス問題に対処できるようにします。あらゆる人のアプリケーション開発環境を変えたプラットフォームであるZoho Creatorの歴史と進化について、かんたんに説明します。
Zoho Creator：目的をもった構築
Zoho Creatorは、初期の頃から大きく変化し、進化してきました。ここに至る長い道のりには、信じがたいものがあります。単純なWebアプリビルダーから、あらゆる規模の企業ニーズに対応する機能豊富なローコードアプリケーション開発プラットフォーム（LCAP）へと進化しました。
しかし、Zohoのビジョンは今も変わりません。そのビジョンとは、アプリケーション開発を簡素化し、組織のあらゆるレベルの従業員が長期間のトレーニングを必要とせずに、強力なアプリケーションをかんたんに作成できるようなプラットフォームを提供することです。
アプリ開発をシンプルに - Zoho Creatorの導入で、あらゆるビジネスニーズに対応するアプリを作成できる
Zoho Creatorは、シンプルなアプリも組織全体のソリューションも作成できます。
Zoho Creatorは、ビジネスを変革するための新しい道を開きます。
Zoho Creatorは、ビジネスの推進力という、これまで知り得なかったアプリの可能性を引き出します。
15
年TrainerCentralの歴史
Zoho Creatorの誕生から15年の節目を迎えるにあたり、その歴史、浮き沈み、特筆すべき成果についてご紹介したいと思います。
ジャーニーのはじまり
2005年頃、Zohoの社内には、部屋の予約アプリやイベントのフィードバックアプリのようなシンプルなデータ主導型アプリケーションを求める声があがりました。それまで、そのようなフォームベースのアプリ開発は、多くの場合、開発者仲間に依頼していました。しかし、それは、ビジネスの内容に関係なく、あらゆるビジネスにはデータや日常的なプロセスを管理するためのアプリが必要であるという考えにいたるきっかけとなりました。そのような理由から、組織内のあらゆる人が、必要なアプリを少ない労力で作成できるようにする、Zoho Creatorが誕生しました。
主導権を握る
当時、サービスとしてのソフトウェア（SaaS）の人気が高まりはじめ、データベースアプリビルダーの開発に新規参入する開発者が現れました。それでも、Zohoは前に進み続けました。それからほどなくして、改良されたUIと世界初のFaaS製品の1つであるDelugeが搭載されたスクリプトベースのワークフローエンジンを組み込んだCreator 2.0をリリースしました。直感的なワークフロービルダーを導入することで、ユーザーはさらにかんたんに複雑なビジネスロジックを機能的なワークフローに変換できるようになりました。
勢いを増す
その後、数年にわたり、数十億ドル規模の複合企業から中小規模のベンチャー企業まで、多様な顧客ベースの拡大に対応できるよう、複数の新機能をプラットフォームに追加しました。最新バージョンのCreator（5.0）は、リブランディングしたネイティブモバイルアプリを開発するという、企業のビジョンをさらに一歩進める機会を提供します。Creatorプラットフォームで開発したアプリは、余分な時間や資金を投資することなく、自動的にすべての端末で利用できます。アプリのユーザーは、どこからでもデータにアクセスでき、通知を受け取り、高速で処理できます。
共有できるビジョンを描く
時が経つにつれ、かつては最高と謳われた製品も徐々に消えていきました。しかし、Zohoは生き残りました。その秘訣はなんでしょうか？Zohoが提供するオープンで透明性の高い環境により、従業員は本音を語り、独創的な発想を提供し、その過程で成長することが自由にできます。Zoho Creatorのような包括的なプラットフォームを構築して稼働するには、絶え間ない労力が求められます。ところが、エンジニアリングチーム、商品管理チーム、すべての顧客対応チームが協力して作業し、製品の更新、フィードバック、学習を絶えず共有することで、これが可能になりました。このユニークな職場文化は、全員が同じ目的、価値観、目標を共有するという帰属意識を生み出すのに役立ちました。
アプリ開発に大改革をもたらす
企業は事業を運営し、成功を収めるための新しいやり方を常に取り入れていますが、Zohoはアプリ開発の簡素化に継続的に取り組み、企業がより迅速にイノベーションを実現し、生産性を向上させ、シームレスな体験を顧客や従業員に提供できるようにする新機能をプラットフォームに追加しています。Zohoは最近、ネイティブAI機能とその他のローコード機能をプラットフォームに導入しました。これにより、企業はプロセスに関する詳細な洞察を得られるようになり、リアルタイムデータに基づいたプロアクティブな決定ができます。
受賞と評価
Zohoは、ここ数年の非常に厳しい状況にもかかわらず、IT業界で誰もが望むような評価を得ることができました。
優れた業績者
Forrester Wave™で「優れた業績者」に選出：ビジネスデベロッパー向けローコード開発プラットフォーム（2021年第4四半期）
Leader
Nucleus Researchによる「LCAP Technology Value Matrix 2021」で「Leader」に選出
テクノロジーリーダー
SPARK Matrixで「テクノロジーリーダー」に選出：Quadrant Knowledge Solutionsによる「ローコードアプリケーション開発プラットフォーム2021」
Zohoのコミュニティー
5,500以上の
認定開発者
180以上の
国数
280以上の
認定Creatorパートナー
14,000以上
顧客数
700万を超えて増え続ける
アプリ数
30万
2008年
70万
2010年
150万
2013年
4百万
2017年
7百万
2021年
2022年版リリースはこちら
Zoho Creatorの最新バージョンであるCreator 6がまもなくリリースされます。Creator 6は、アジャイル開発、ビジネスインテリジェンスと分析、スマート連携、プロセス自動化などの強力な機能を1つのプラットフォームに統合し、企業がエンドツーエンドのビジネスソリューションを効率的に提供できるようにします。