受信Webhook

受信Webhookは、イベントが発生したときに、サードパーティーサービスやAPIリクエストから情報をZoho Booksに受け取る方法です。Zoho Booksでは、サードパーティーサービスで行われたアクションをトリガーとして使用し、Zoho Books内でタスクを実行することが可能です。以下に、この概念をより具体的に説明するいくつかのシナリオを示します。

シナリオ: Zylkerは生地を製造する会社です。注文が入ると、セールスチームは注文の詳細をプロダクションチームのグループと共有します。そのメッセージには完了ボタンがあり、バッチが生産されたときにプロダクションマネージャーがクリックできます。ボタンをクリックすると、受信Webhookがトリガーされ、Zoho Booksに自動的に請求書が作成されます。

シナリオ: マーケティングマネージャーのパトリシアは、イベントでZylkerの製品を紹介しています。パトリシアは、イベント中に自身のブースを訪れる見込み顧客のメールアドレスを収集します。その後、顧客が詳細を追加して目的の製品を購入できるフォームをメールで送信します。顧客がフォームに詳細を入力し、送信ボタンをクリックすると、受信Webhookがトリガーされ、顧客の詳細がZoho Booksに追加されます。

受信Webhookの作成

Zoho Booksで実行したい機能に基づいて、複数の受信Webhookを作成できます。

受信Webhookを作成するには：

ページの右上隅にある［設定］に移動してください。
［開発者向け情報］の下の
［受信Webhook］を選択してください。
ページの右上隅にある［+ 新しい受信Webhook］をクリックします。

受信Webhookの［名前］と［詳細］を入力します。
下のエディターにDelugeを使用して関数を入力します。
［保存］をクリックします。

OAuth URLとZAPI Key URLが生成され、ポップアップに表示されます。ポップアップからURLをコピーできます。

リストページの受信Webhook名の横にある下向き矢印をクリックして、URLをコピーすることもできます。

ヒント: Webhook URLを再生成する場合、古いURLを使用している場所すべてで新しいURLに置き換える必要があります。受信Webhookの編集ページにある［再生成］ボタンをクリックすると、URLが再生成されます。

メモ: 権限のあるユーザーだけがURLにアクセスできるようにしてください。公開されている場合、URLにアクセスできるユーザーは誰でもデータにアクセスできます。

これで、サードパーティーアプリケーションのURLを構成し、受信Webhookを設定することができます。スクリプトに属性を追加したい場合は、APIコール時に追加できます。

属性	説明
ヘッダー	APIリクエストのヘッダー。
パラメーター	パラメーターは、サードパーティーのAPIリクエストによって提供されるスクリプトの可変部分です。
ボディ	APIコールのリクエストデータを含む文字列です。

上記の属性を設定すると、受信webhookが作成されます。

これで、サードパーティーアプリケーションでアクティビティが発生すると、受信Webhookがトリガーされ、関数に記載されているアクションが実行されます。