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カスタムドメインの関連付け

この機能を利用すると、カスタムドメインを通じて、顧客がポータルにアクセスできます。

シナリオ : パトリシアはZylkerという名前の会社を経営しており、彼女のウェブサイトのドメイン名は「https://zylker.com」です。カスタムドメインの関連付けを設定すると、パトリシアの顧客は、「https://books.zoho.com/portal」の代わりに「https://books.zylker.com/portal」から顧客ポータルにアクセスできます。

Zoho Booksへの独自ドメインの関連付け

前提条件:自身が所有するドメインである必要があります。

メモ:この機能は、Zoho Booksの特定のプランでのみ提供されています。 現在のプランで利用できるかどうかを確認するには、料金案内ページをご覧ください。

カスタムドメイン名を関連付けるには、ドメイン名プロバイダーのウェブサイト(例: GoDaddy)でCNAMEレコードを追加し、Zoho Booksでドメイン名を認証する必要があ ります。以下の手順に従ってください。

  • [設定]→[組織]→[ドメインの設定]の順に移動してください。
  • [独自ドメインの関連付け]ボタンをクリックしてください。

ヒント: CNAMEデータは、あるドメインを別のドメインに関連付けるために使用されます。

domainmapping
  • カスタムドメインの関連付けに関する説明を確認した後、[Ok, Got It]をクリックしてください。
mappingstep1
  • カスタムドメインの名前(例:billing.zylker.com)を入力し、[次へ]をクリックしてください。
mappingstep2
  • ドメイン名プロバイダーのウェブサイトに移動し、DNS(ドメインネームシステム)の設定ページに移動します。
  • CNAME(Zoho Booksが提供する)と自身のホスト名でCNAMEデータを追加してください。
mappingstep3

ヒント: ホスト名は通常、サブドメイン名です。たとえば、カスタムドメイン名がbilling.zylker.comである場合、ドメイン名はzylker.comであり、サブドメイン名はbillingです。

  • [提出と認証]をクリックします。

CNAMEレコードがDNSサーバーに反映されていることを確認するまで、先に進むこと はできません。ただし、新しく作成されたCNAMEレコードがDNSサーバーに反映され るまでに時間がかかる場合があります。これは、ドメイン名プロバイダーのTTL(Time to Live)設定に依存します。CNAMEデータの追加について、さらにサポートが必要な 場合は、ドメイン名プロバイダーのサポートにお問い合わせください。

メモ:カスタムドメインを設定した場合、ドメイン名はZoho Creatorと共有されます。

証明書のインストール

SSL証明書は、ウェブサーバーとユーザーのウェブブラウザー間で安全な接続を確立するためのものです。カスタムドメインにSSL証明書を導入することで、顧客のアクセスエラーを防ぐことができます。

自身のドメイン名が認証されると、カスタムドメイン用のマルチドメインSSL証明書の インストールを開始します。通常、3~5営業日ほどで完了します。インストールが完 了すると、カスタムドメイン名でZoho Booksにアクセスできるようになります。SSL 証明書のインストール完了後には、メールで通知が届きます。

カスタムドメインの無効化

カスタムドメインを一時的に無効化することができます。以下の手順に従ってください。

  • [設定]→[組織] → [ドメインの設定]の順に移動してください。
  • [無効化]をクリックしてください。
  • 表示されるポップアップで[はい、カスタムドメインを無効にします]のボックスにチェックを入れてください。
  • [無効化]ボタンをクリックしてください。

これにより、カスタムドメインはすぐに利用できなくなり、顧客は初期設定ドメイン( https://books.zoho.com/portal)から顧客ポータルにアクセスする必要があります。 カスタムドメインから送信されたリンクはすべて、Zoho Booksの初期設定ドメインに リダイレクトされます。

注:無効になったカスタムドメインは、[再有効化]ボタンをクリックすることで元に戻すことができます。

カスタムドメインの削除と変更

初期設定のZoho Booksドメインに戻す場合は、Zoho Booksからカスタムドメインの関連付けを削除することができます。また、別のドメイン名で顧客ポータルを関連付けて、新しいドメインでドメインの関連付けプロセスを再度開始したい場合も、カスタムドメインの関連付けを削除する必要があります。

前提条件:

  • カスタムドメインが無効になっている必要があります。
  • CNAMEデータは、ドメイン名プロバイダーのウェブサイトから削除する必要がります。

カスタムドメインの関連付けを削除するには:

  • [設定]→[組織]→[ドメインの設定]の順に移動してください。
  • [削除]ボタンをクリックしてください。
  • ポップアップが表示されます。[はい、カスタムドメインを完全に削除します]ボックスをチェックしてください。
  • [削除]をクリックします。

これで、カスタムドメインの関連付けは完全に削除されます。

注意: 顧客はカスタムドメイン名で顧客ポータルにアクセスできなくなり、初期設定のZoho Booksドメイン(https://books.zoho.com/portal)を使用する必要があります。カスタムドメインから送信されたトランザクションリンクは機能せず、リダイレクトも行われません。

カスタムドメインを削除したら、関連付けプロセスを再度開始し、別のドメイン名と関連付けることができます。

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